イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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熱い1日

 日曜日は二か所の道祖神の制作を取材させていただきました。

 ひとつの神様は最後まで確認させていただき、あまりにも美しく感極まりました。見事なでっぷりお腹で、萌えまくりです。「勇気を出して制作をお願いし、本当によかった・・・!」を思いました。何度か諦めかけたのですが、背中を押してくださる方がいらっしゃったので実現することができました。

 取材では、こんな時でないとお話しできる機会はないので、ワラが積まれている作業場の中をあちこち歩きまわり、たくさんのオジサマにインタビューさせていただきました。カシマサマの思い出、カシマサマへの思い、寸法や名称などなど。秋田の言葉のイントネーションが少しわかるようになったことが大きいです。ふと生まれる言葉やエピソードが興味深く、ノートにしっかり書き留めました。

 ふたつめの神様は、私たちが到着時は既に完成し、ブルーシートに包まれ保管されていました。完成形をみることはかないませんでしたが、写真で拝見し、よりスマートで男前になっていました。来週本番の作り替えを拝見できるので、諸事情もありますが、作り方を今まで以上に真剣に観察させていただきます。

 

 こんな風に取材させていただけるのは、人生の中ではとても貴重です。有難いことだとしみじみ思いました。

来週で予定されている取材が一旦終わります。次は田沢湖図書館の原画展&スライド&トークショーへ力を注いでいきます。

 

7月4日から原画展を開催!新たなアートの試みも。

 昨日は原画の最終チェックを行いました。7月に搬入に行ってきます。

 「人形道祖神」の魅力や可能性はとても大きく、「地域活性化」「アート」「歴史」「民俗学」等の枠組みをひょいと超えていった先の「新しい分野を切り開いていける」流れのようなものを、改めて感じています。

都会に住んでいたら出会うことがなかった秋田の凄み。お近くに来られましたら是非お立ち寄りください。

大館へ取材、アドレナリン噴出旅

 先日の日曜日は人形道祖神の作り替えがラッシュでした。湯沢市岩崎の緑町の大きなカシマサマ(4月に延期になったもの)や、美郷町のショウキサマなど。どちらももう一度みたかった!と思いながら、私はANP(秋田人形道祖神プロジェクト)として北に向かいました。美術館展示に向けて大館市山田のジンジョサマを作っていただく日だったのです。てっきり取材でお世話になっている「赤坂常会」のイメージで伺ったところ、大きな体育館前に、半端ない数の軽トラが止まっていました。中に入ると、たくさんの方々が作業されていました。なんと6常会が集まった「オール山田」!!!いやはや、壮観でした。アドレナリン全開でたくさんのおじさまにお声をかけさせていただきました。

 最後は無事完成したジンジョサマの男神と女神を小松さんの車に乗せ、山田の皆様にご挨拶し、次の取材先へ移動。といってもどこで行われているかわからず、小松さんの直感に従い、6か所の神様を車で巡っていきました。すると、あの神様の作り替えが行われていました・・・!(詳細は後日公式ブログでアップ予定)

 秋田市に戻ってくると、かつてない疲労感に襲われました。完全燃焼しました。

 現在、小松クラフトスペースでは山田のジンジョサマが飾られています。本物の神様を間近でご覧いただけるまたとない機会、是非足をお運びくださいませ。

 来週はこれまた大事な作り替えが2つあります。来週も燃え尽きること確実です。

 

小掛ショウキサマ編ブログ後編をアップしました

小掛ショウキサマ編のブログ後編をアップしました。切り口を変えて同じブログをツイートでご紹介しました。

託された思い

11日、13日、14日、と3日間に渡る連続取材が無事終わりました。予定外の取材が2日入った為、遅れを取り戻すために帰宅後に仮眠を取り、イラスト制作をしました。

本日とても印象的なことがあったのでメモをとります。

2018年から、私は人形道祖神の魅力にはまり、「この貴重な文化を県内外に広く伝えていきたい!」と考え活動しています。活動中はとても楽しく、どうしたら興味を持っていただけるだろうかとワクワクしながら試行錯誤をしていました。「ただただ自分が人形道祖神が好きだから」という理由でしたが、本日神様を作り続けているSさんとお話する機会があり、「自分はショウキサマやカシマサマを作る方々の思いも背負っているのだ」と強く認識することがありました。

現在、Sさんはほとんど全ての時間を、展示用の神様の制作に掲げていらっしゃいます。「10年後にはこの大きな神様は作れなくなると思う。俺たちがこうして神様を作っていたことを、しっかりと記録してほしい」と話すSさん。「今朝頼んでおいた骨組みが届いたんだよ」と、ブルーシートで覆われた骨組みをみせてくれました。すぐ横に立つ神様と同じくらい大きかったです。作業場には腰巻やタラなど、展示用と翌週に控える本来の作り替え用のものと、コツコツ時間をかけて作られていました。Sさんのまっすぐな願いが胸に突き刺さり、思わず涙がこぼれてしまいました。

首都圏での展示を成功させたい、改めて、気持ちを引き締めます。やり残したことはないか、他の切り口から伝える方法があるのではないか、道祖神の絵をもっとブラッシュアップできるのではないか、など思考を止めず考え続けなくては、と思いました。

取材再開!

先日ついに取材を再開、大興奮しました。なんといっても「小掛のショウキサマ」は私が大好きな神様のひとつ。首都圏の会場に展示できたら・・・!と思っており、どんどん完成する姿をみているうちに、ものすごい会場になるかもしれない、とゾクゾクしてきました。

写真は本物の小掛のショウキサマと、ショウキサマからインピレーションを頂き描いたポップな神様。

今月来月は取材の予定が入ってきました。ブログが追い付かない・・・でもこの感動を伝えていきたい、イラストも描かなくては、来月の県内展示&イベントの準備も・・・理想にどれだけ追い付けるか、今から執念の見せ所です。

田代沢のカシマサマ

取材させていただきたかった!なんとマスクまで。

近々人がいらっしゃらない時に見にいこうかと小松さんからのご提案。GW中の唯一の楽しみになりそうです。

最近のこと、諸々。
先日取材を断念した岩崎のカシマサマの作り替え行事が、前日に急遽中止になりました。今後どのようにされるのか未定だそう。現在の非常事態が早く収束してほしいと思うばかりです。

心がどんよりしてしまいがちですが、気合いを入れて、今月中にイラストを数点制作します。そして人形道祖神アートの新作や加筆修正も着々と進めていきます。

松峰のニンギョサマイラストについて別途ブログを書く予定です。3体の急ぎ制作は心底疲れましたが、その後普通に自由に描くイラストラフを作ってみると画風がパッと変わったので(個人的には)、頑張った甲斐がありました。手を抜かず全力投球を続けると、最初の数年は苦しくてもそのうちうっすら道が見えてくるのかもしれません。この繰り返しが続くのでしょうが、新しさを発見するとつらさは忘れてしまうので単純な頭でよかったと思います。

有難いことに集落の皆様に支えていただくことが多々あります。その一つ一つをご紹介していきたいと思います。

取材断念

3月に入り、秋田市内でも外を歩く人影がとても少なくなりました。大都市に比べると秋田県内で感染された方々の人数はとても少ないですが、ご高齢の方が多かったり病床数が少なかったりし「感染してなるものか!」という思いが強くあります。

明後日19日(日)には、湯沢市岩崎のカシマサマ(末広町・緑町)の作り替えがあり、以前から取材させていただくことをとても楽しみにしていました。しかし刻刻変わる状況を鑑み、ANP内で何度も協議し、今年の取材は断念することになりました。カシマサマを作られる方々にもしものことがあってはならない、と考えたからです。

ANPでは後日、人がいらっしゃらないタイミングで拝見しに行ったり、電話取材をさせていただこうかと検討しております。

 

 

新型コロナウイルスの感染抑制のため自宅待機しているANPですが、水面下では色々準備に動き始めています。背中をグッと押していただけることがあったり、その度に考えを更新し、「まずはやってみよう」という気持ちでやっております。道祖神イラスト制作のスピードをもっと上げなくてはと思います。

最近は家に籠り絵ばかり描き、その結果何とも言えぬ疲労感に襲われ、一旦埼玉の家に帰りたいと思うこともありましたが、「絵を描くこと」が意外とこの非常事態の中で生き甲斐になってくれていることに気付きました。自分が絵馬鹿でよかったです。

秋田も桜のつぼみが膨らんでいます

本日もうららかな日和。

ANP小松さんのお店「小松クラフトスペース」で開催中の『アマゾン民族館の至宝供が大人気だそうです。

また併催の「春の旅するマーケット」、奥様の泉美さんが棚卸しをしている様子を拝見しましたが、春らしいカラフルでグラフィカルなデザインが素敵でした。


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