イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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託された思い

11日、13日、14日、と3日間に渡る連続取材が無事終わりました。予定外の取材が2日入った為、遅れを取り戻すために帰宅後に仮眠を取り、イラスト制作をしました。

本日とても印象的なことがあったのでメモをとります。

2018年から、私は人形道祖神の魅力にはまり、「この貴重な文化を県内外に広く伝えていきたい!」と考え活動しています。活動中はとても楽しく、どうしたら興味を持っていただけるだろうかとワクワクしながら試行錯誤をしていました。「ただただ自分が人形道祖神が好きだから」という理由でしたが、本日神様を作り続けているSさんとお話する機会があり、「自分はショウキサマやカシマサマを作る方々の思いも背負っているのだ」と強く認識することがありました。

現在、Sさんはほとんど全ての時間を、展示用の神様の制作に掲げていらっしゃいます。「10年後にはこの大きな神様は作れなくなると思う。俺たちがこうして神様を作っていたことを、しっかりと記録してほしい」と話すSさん。「今朝頼んでおいた骨組みが届いたんだよ」と、ブルーシートで覆われた骨組みをみせてくれました。すぐ横に立つ神様と同じくらい大きかったです。作業場には腰巻やタラなど、展示用と翌週に控える本来の作り替え用のものと、コツコツ時間をかけて作られていました。Sさんのまっすぐな願いが胸に突き刺さり、思わず涙がこぼれてしまいました。

首都圏での展示を成功させたい、改めて、気持ちを引き締めます。やり残したことはないか、他の切り口から伝える方法があるのではないか、道祖神の絵をもっとブラッシュアップできるのではないか、など思考を止めず考え続けなくては、と思いました。

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