秋田駅前
2019.12.31 Tuesday
昨晩、秋田駅に到着する家族を迎えに行きました。まだ雪が降らず雨模様。いつもは閑散とした駅前も、年末になると人でごった返します。県外から戻ってくる人々と、彼らを迎える人々。
夜9時を過ぎても、改札前は両親と思われる待ち人で一杯でした。新幹線のこまちがホームに入ってきました。「まだか、まだか」と彼らは改札の奥をみつめています。大きな荷物を持った若い人々が現れました。「髪を切ったねえ」と娘に話しかけるおかあさんが居たり。皆の顔がほころぶ瞬間を見、自分も親になったような気持ちになり、目が少しウル、としました。
東京や大阪ではなかなか味わえない、過疎化が進む地方ならではの貴重な体験でした。出稼ぎがブームだった当時も、きっとこのような感じだったのかもしれません。