イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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まもなく、完成です

人形道祖神ブック、いよいよ入稿が迫ってきました。死に物狂いのイラスト制作が続いていましたが、少しずつ終わりが見えてきました。

執筆担当の小松さんと絵担当の私。お互いしっかり仕事を仕上げていきましたが、この二人に徹底的に足りないものがありました。

ひとつはデザイン力。この本を秋田県内外や世界に届けようとしたら、一流のブックデザイン力が求められます。そこで、なんと、大胆にもベストセラーを次々世に出しているtobufuneの小口さんに恐る恐る依頼したところ、奇跡的にご快諾いただけました。もう、これだけでいい本になることは間違いなしだと思いました。本文も小口さんがデザイン。贅沢なこと極まりなしです。

そして、二つ目に不足していたことは編集力。小松さんも私も、全く編集の経験がありませんでした。やむをえず私が台割を作り小口さんにページ構成をお願いしていましたが、私の拙さ・力不足を察してくださり、小口さんが編集も請け負ってくださいました。イラストカットを文章に合わせて非常にうまく置いていってくださる。小口さんの一流のお力をしかと体感いたしました。ちなみに下記は小口さんとのお仕事。シリーズ累計で49万部超のベストセラーとなりました。

そして三つ目に不足していたのはキャッチコピー力。
以前当ブログで悩みを吐露しましたが、「秋田」という言葉には残念ながら「京都」ほどのブランド力がなく、また「人形道祖神」も「何それ?」という知名度の為、装丁にキャッチコピーも載せなくてはと思いました。二人でコピーを作るのですが、共にそのセンスは皆無。心に響かないコピーばかりが生まれてきます。このままではいけない、いろいろな方に意見を伺おうと動きました。最初は横浜の高校時代の友人達。彼女たちの助言に助けられました。また追加でキャッチコピーを作る必要がでてきた際は、先日秋田市内で開催されたライティング講座の説明会に出席した際、その場にいらっしゃった方々に率直なご意見を頂きました。当講座で講師を務められる秋田経済新聞の千葉さんにもご意見を頂戴しました。到底思いもつかないようなヒントを頂くことができ、それをもって小松さんとコピーを捻りだしました。「これはいいのでは!?」とにんまり。(プロには到底敵いませんが、二人の出発点と比較すると月とスッポンです)

もうこれだけで大変有難く、みなさまのお力でなんとかブック完成にまでたどり着こうとしていたところ・・・なんと来月小松クラフトスペース(秋田市)で開催する展示会で販売される人形道祖神Tシャツとそのサイト制作をneccoさんにお願いすることができたのです。超アナログ人間の私たちでしたので、まさかneccoさんの最新鋭のネット技術・発想力・企画力・技術力・デザイン力のお力を貸していただけるなんて、と当初びっくりいたしました。う、嬉しい。。。ちなみにこのお話は、neccoさんの事務所で最近大阪出張が増えて本場のたこ焼きにはまった社長の阿部さん方々とたこパをしている中でぽっと生まれました。

こうした経緯を振り返ると、旧と新の対照的なつながりがみえてきます。「旧」の人形道祖神・風習・民間信仰、そして超アナログ人間の私たち。一方で、読み応えある骨太な原稿に対しての今風に大胆に解釈したアート表現の「新」。さらに一流のデザインと最新のIT技術の「新」が支えてくださる構図。面白いです。まもなく本が出来上がります。どうぞお楽しみに。

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