イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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本づくりは難しい

秋田もだいぶ暖かくなってきました。室温が14度もあります。
晴れの日が続き、心も明るくなります。

先日お話しした「あきた・人形道祖神めぐり」本の制作の件、あれから様々な方に「今度道祖神の本をつくるんですよ」と話をすると、まず「ドウソジンって何?」と質問を頂きます。(昨年の私もそうでした。)そして県内でも関心を持たれにくいと感じています。「道祖神はまだまだ世に知られていないし、またその面白さを人々と共有できる素地がない」という現実の厳しさを実感しています。
しかし文章担当の郷土史研究家・小松さんと絵担当の私の間では、「これほど面白い存在は他にあるだろうか!?」と大きく盛り上がっています。ちなみに小松さんは現在村の史料を精力的に集めていらっしゃって、「こうやって史実に裏付けられたストーリーを築いていくのだ」とその様子が大変勉強になります。実際に村人にインタビューする予定で、その結果、確信を得られたり、はたまたどんでん返しがあるかもしれません。

そんな未知なるものに焦点をあてた本をどう作り、どうみせるのか、頭を悩ませています。先日友人が東京のブックマーケットに本を出品した話を聞くことがありました。その某マーケットにはかもめブックス(東京)や北書店(新潟)など本好きの間では有名なお店が出店しているそう。沢山の来場者が訪れるそうで、そんな方々に手に取っていただけるにはどうしたらよいのか、そこを考える「企画」が大事という視点を友人から教えてもらいました。「秋田」というキーワードは厳しく(「京都」ブランドには到底敵わない)、「人形道祖神」はさらに厳しいはず。

そもそも「道祖神」に興味を持つような人の割合は結構絞られてくると思います。その間口を少しでも広くするためにも、まずは本の表紙の方向性をガラリと変えることにしました。

こう考えていくと、本づくりがつらくなりそうですが、元々は「秋田にこんな面白い存在がある。これを世に広めようではないか!」という気持ちが出発点なので、楽しむことも大事です。4月初旬以降はお仕事をセーブし、本づくりに集中していこうと思います。6月末には完成予定。ワクワク。

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