イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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比内鳥と比内地鶏と秋田犬(いぬ)、きりたんぽ

先日大舘(おおだて)に行ってきました。大舘市は秋田県の北部に位置し、人口は秋田市、横手市、大仙市についで4番目の7万3千人(平成28年時点)。北部では大きな市です。大舘市は秋田市よりも青森県の弘前市や岩手県の盛岡市の方が近く、市民が買い物する際はそちらに行くそうです。

また大舘の発祥のものが色々あります。比内地鶏、秋田犬(いぬ)、曲げわっぱ、きりたんぽなど、秋田県を代表するものばかりです。

突然ですが「日本三大地鶏」をご存じでしょうか。私は秋田にやってきて初めて意識するようになりました。名古屋コーチン(愛知)、薩摩地鶏(鹿児島)、そして比内地鶏(秋田)の3種類です。

上の写真は「比内鶏」。国の天然記念物に指定されています。食用禁止かと思いましたが、飼っている子は食べることができるみたいです。(しかし貴重な為、難しい)写真は秋田三鶏記念館(大館市)で撮りました。担当の方(年配の男性)にお話を伺ったところ、下記のことを教えてもらいました。

・4〜6月には比内鶏のヒヨコをみることができる。比内鶏を飼っている会員からおおよそ300〜400個の卵を預かり、記念館内にある孵卵機で孵卵させ、生まれたヒヨコたちに予防接種をし、それぞれの会員に戻す活動を行っている。
・比内鶏が天然記念物になったのは昭和17年。それまでは農家が自分達で食べるために飼っていたが、突然「食べたらダメ」と言われ困ってしまった。
・大館市周辺の人は、鶏といえば比内地鶏を食べていると思う
・比内地鶏の内臓はほぼ東京に行ってしまう。(高く買ってくれる)
・種の保存に力を入れているが、残念ながら微減している

この子は比内地鶏。若い雄のようです。(日景温泉で放し飼いにされていた子を撮影)比内鶏の雄とロードアイランドレッドの雌を掛け合わせた1代限りの雑種が比内地鶏と認定され、この子達のお肉が流通して食べられています。

大館市に来たら押さえておきたい比内地鶏の親子丼。先の記念館の方もお勧めしていましたが「秋田比内や 大館本店 (ひないや)」は県北出身者が太鼓判を押すお店です。鶏肉の歯ごたえが抜群です。ねぎまとつくねも食べてみました。ねぎま1本のお値段が300円以上と高いのですが、是非一度は食べていただきたいです。

比内やの名物つくね。比内地鶏の温泉卵をかけながら食べます。秋田に来てから、自分の焼き鳥の美味しい基準がどんどん上がっていく感じがします。

グルメ漫画の草分け的存在「美味しんぼ」56巻にはちょうど比内地鶏のことが描かれています。その中で「本当のきりたんぽは美味しい」という箇所がとても気になりました。今まで何度か県外できりたんぽを食べたことがあるのですが、正直それほど美味しいとは思いませんでした。本当か気になり始め、大舘市の温泉宿で夕食にでたものを食べてみました。比内地鶏の出汁がとても美味しい。他のおかずはイマイチでしたが、きりたんぽだけはレベルが違います。良い加減に脂が浮いた出汁が、きりたんぽにじわ〜と沁み込んでいきます。ごぼうとせりの風味が合わさり、見た目はとても地味な料理ですが味は抜群。道の駅「やたて峠」(大館市)で食べたきりたんぽも美味しかったです。(上記の写真)
同じ秋田県でも、大舘で食べるきりたんぽが美味しいみたいです。

また大舘に来たら秋田犬(いぬ)に会いたいと思いました。秋田犬はかつては大舘犬と言われていたそうです。大館駅前や商店街で秋田犬に触れることができる場所があるのですが、たまたま臨時休業などで会うことは叶わず諦めていました。すると、最後に寄った日景温泉に秋田犬のこどもが!すっかりメロメロになってしまいました。

日景温泉に訪れたご家族の娘さんとハチ(6ヶ月・メス)。日景温泉は経営者が変わりリニューアルオープンしたばかりでした。

見た目は柴犬に似ていますが、気性が難しく成犬になるととても大きくなります。ちょうどこのときは歯が生え始める頃で甘噛みしてきました。毛は柴犬より長いです。(ハチは一度も吠えたことがなく、秋田犬でもおとなしいそうです。)

ちなみに渋谷のハチ公は秋田犬です。ブサ犬として有名なわさお(青森県在住)も秋田犬です。

ハチは日景温泉のマスコットとして、たくさんのお客さんを呼びこむことになるでしょう。また会いたいです...ハチ...

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