先月5月に「たざわこクラフト市」に行ってきました。年1回のイベントでどうしても行ってみたかったのです。
まず、「田沢湖」とは。 昔地理の授業で聞いたことがあるくらいなのでWikiで調べてみました。
・最大深度は423.4mで日本第1位
・180〜140万年前に爆発的噴火でできたようだ(謎が残る)
・かつてクニマスが生息していたが、戦時中に近くを流れる玉川(湯治で有名な玉川温泉)の水を引き入れると、その強酸性の水によってクニマスは絶滅してしまった
とあります。
湖といっても琵琶湖のようなものだろうと思っていましたが、実際に訪れてみると、その美しさといったら、、、観光客がほぼおらず、ゴミもなく、静かな空間に何層も重なりあう水面とその雄大さにしばし見惚れてしまうほど。以前住んでいた瀬戸内海とはまた違うブルー、、、マゼンダを混ぜたようなブルーは初めてでした。
さて、話をたざわこクラフト市に戻すと、会場は秋田県仙北市の木造校舎「思い出の潟分校」で行われました。廃校になった昔の校舎を今はイベントで使ったり一般公開しているそうです。
朝10時からスタートでしたが、どんどん人がやってくるので9時過ぎにはオープンされていました。秋田中から人がやってきたかのような混雑ぶり。10時にはどっと人が入り、上の階にあがる際に人数制限をしていました。帰るときには車が駐車場に入れず列を作っていました。
写真の教室で、ブランチに山菜汁と焼きおにぎりとコーヒーをいただきました。
様々なお店がはいっていて、買いたいものはなかったのですが、雰囲気はばっちり楽しめました。
帰宅途中に、恒例の日帰り温泉に寄ります。この日は夏瀬(なつせ)温泉。田沢湖から車で15分くらい。舗装されていない砂利道をひたすら車で登っていきます。本当にここで大丈夫かな?と思っていると、人里離れた場所にひっそりありました。
熱い湯船とぬるい湯船があり、ゆっくり長時間お湯を楽しむことができます。前回の恐首温泉の時のように湯疲れしないよう気を付けました。(写真掲載の許可をいただきました)
後で知ったのですが、夏瀬温泉「都わすれ」は高級で大人気のお宿でした。山の中に隔離された空間、上質の温泉、お部屋には個別に温泉がついているようです、少し軽井沢の雰囲気に似てる感じがしました。新緑が風に揺られ、葉がこすれる音を聞きながら、爽やかな風を感じ、何とも言えぬ気持ちのよい場所でした。
ちなみにここは乳頭温泉郷・十和田・八幡平国立公園内(秋田・岩手の名湯がたくさんある地域)にある予約が取れにくい人気のお宿「妙乃湯」と同じ経営母体でした。ホテル内の調度品は若干マダム調ではありますが、とてもきれいにされています。
また機会があれば是非このホテルに泊まってみたいと思いましたし、友人が来た際ここなら喜んでもらえると思いました。日帰りだけでも十分な場所です。
お昼過ぎには秋田市内に戻り仕事に入りましたが、いい気分転換になったようで、新鮮な気持ちで取り組むことができました。最近は温泉巡りが私にとっての一番の息抜きになってきました。
中でも木造校舎。
ふと宮沢賢治の世界を思い浮かべてしまいました。
温泉巡り、いろんな効用、どんどん元気になれそうで良いなぁ♪
コメントありがとう!
私も東北は初めてで、この新鮮な感じを忘れないうちに記録しなくては、と秋田日記をつけてます。
温泉に惚れてしまい、温泉日記ばかりになりそうだけど、うっすらだけでも秋田の暮らしを知ってもらえたら嬉しいです!