イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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選挙に行ってきました
こないだの日曜日は選挙でした。
東京での会場は久しぶり。やはり、東京は人が多いですね!
たかが一票かもしれませんが、
念を込めて投じてきました。

電力自由化を実現して、
”脱原発”を進めてくれると思う政党に投票してきたのですが、
残念ながら、違う政党の圧勝でした。
電力自由化が実現できれば、だいぶ変わってくると思うのですが。。。
道が遠のいた感じがいたします。


日本はこれからどうなるのか、
今は大きな不安を感じています。

自民党の計画では、
これ以上国の借金を増やせないのに、
公共事業に200兆円以上をつっこむそうです。
(ちなみに、今の国民一人当たりの負担額はおよそ770万円)
お金の使い方を、今までのようなバラマキではなく、
もっと頭を使ってほしいと切実に感じています。


原発も、三年以内の再稼動を目指すそうです。
原発といえば、もんじゅ。
トラブル続出で運転が止まっていましたが、
来年度の再稼動を目指しているそうです。
高速増殖炉もんじゅは、かつて夢の原始炉と言われていたそうですが、
アメリカやフランスはその実用化を諦めたほどの代物です。

1995年には冷却材であるナトリウム漏洩による火災事故を起こし、
(いざ、発電しようとした矢先の事故でした)、
10年以上停止状態(そして一時隠蔽され)、
2010年に炉内中継装置の落下事故が起き、
その危険度はかなり高く、何度も引き上げに失敗しながら、
今年の6月にやっと引き上げに成功しました。
(もし失敗してナトリウム爆発が起こってしまっていたら、
関西や中部地方では人が住めなくなっていたかもしれないそうです)
その費用にざっと21億円かかったとのこと。
http://jp.wsj.com/public/page/0_0_WJPP_7000-491503.html?mg=inert-wsj

ちなみに、今までに費やされてきた費用は、
事業費、人件費、固定資産税含めて、1兆円以上かかっています。
維持費だけでも、年間200億円以上。
冷却用のナトリウムは冷たくなると固まってしまうそうで、
それを温める費用が高いのだとか。
そして。。。その間の発電量は、ゼロ、です。

もんじゅ以外でも、
福島第一原発事故の収束はまだ終っていません。
原因究明も、まだできていません。
4号機の燃料プールには、使用済み燃料が1535本あり
大きな地震によって建物が倒壊すれば、冷却できなくなり、
最悪メルトダウンがおこれば、そこから火災が発生し、
人類が今まで経験したことがない惨事となります。
震度6以上が襲うと、非常に危険な状態になるといわれています。
東京での大地震が騒がれている昨今、
私が一番危惧しているのは、福島第一原発です。


なにやら、不安ばかりが大きくなって
思いの丈をぶつけてしまいました。

選挙の一票は、希望の一票でもあり、
そのことを、今、改めて痛感しております。
これからも諦めずに、脱原発に一票を投じていくつもりです。
土壌汚染も・・・

原発問題について
フランクに討議できる友人Nさんから下記ニュースを教えてもらいました。

「放射線汚泥肥料 人体への影響を専門家が警告」
(livedoorニュース7/9)>>>

「放射性汚泥 自治体は扱い苦慮」
(NHKニュース6/23)>>>

詳しくは上記ニュースをみていただきたいのですが、
-------------------------------------------------
先月末、農水省は放射性物質を含む汚泥の
「肥料への利用」基準をようやくまとめた。
原則として原料汚泥中の放射性セシウムの濃度が
1キロあたり200ベクレル以下であれば
肥料として使用できる。
特例として、農地土壌より汚泥のセシウムの濃度が低く、
かつ濃度が1キロあたり1000ベクレル以下であれば
地域内に限って肥料として使用可能としている。
あまり話題にならないまま実行されつつあるが・・・
(livedoorニュース)
-------------------------------------------------

これが実行されれば、
汚染された肥料が関東以外にも広がることになります。
また、この肥料が使われることによって、
野菜内部にセシウムやストロンチウムが吸収されてしまい、
内部被曝に遭います。
野菜を洗っても放射能は取れません(泣)

-------------------------------------------------
土壌学が専門で、農地や肥料の問題に詳しい
東京農工大学の鈴木創三教授は

「放射性物質が含まれる汚泥を肥料として使うことで、
ほかの地域の土壌に汚染を広げるおそれがある。
放射性物質が含まれる肥料は農地に使うべきではなく、
原料となる汚泥から放射性物質が検出された場合は、
放射線の影響がなくなるまで厳重に管理すべきだ。
長期間の管理には費用もかかるが、
結果的に土壌の健全性を守ることになる」と話しています。
(NHKニュース)
-------------------------------------------------

私的には、絶対、流通はNO!です。
まずは小さな声をあげます。

また、
もしご興味がありましたら、
こちらから声をあげることができるそうです。

オンライン署名サイト
「農林水産省が決定した、放射性物質が検出された汚泥を
全国に肥料として流通させる新基準に反対する署名」
http://www.shomei.tv/project-1785.html

牛乳がこわい

気になる記事がありましたので。。。
「ほんまでっか!?TV(フジテレビ)」に出演されている
武田邦彦さんの記事です。

「牛乳が心配」
http://news.livedoor.com/article/detail/5699220/

放射能は牧草に貯まりやすい、ということで、
我が家では、出来る限り豆乳に、または
生協・パルシテムの牛乳を飲むようにしています。
この記事が本当ならば、背中がぞぞっとします。
西日本も心配です・・・

「夏を乗り切る放射線対策」
http://news.livedoor.com/article/detail/5696602/

ありがたい情報です。


先週土曜日にはNHKで
「NHKスペシャル シリーズ原発危機 第3回 「徹底討論 どうする原発」」
http://www.nhk.or.jp/genpatsu/

が放送されました。
前半に細野原発事故担当大臣の中継があった際は、
原発ありきの論点でディベートが進みハラハラしましたが、
後半は討論に参加していた方々が持論をしっかり伝えていたので
ほっとしました。
飯田哲也さんもいらっしゃいました^^

原発御用学者のNさんもいらっしゃって、
原発擁護の持論も聞きました。
さてこのNさん、とあるテレビ番組の中で、
「プルトニウムは食べても大丈夫」
「塩とそんなに大差ない」
とコメントされた方です。
この方の情報を信じるのは非常に怖いと思いました。

また、
こういう番組では、世論に訴える性格がありますから、
正確な知識や豊富な情報力があったとしても、
ディベートが上手でないと言いたいことも伝えられないのだと思いました。
伝える大切さを痛感しました。
自分にしっかり肝に銘じます。

最近のテレビ報道で感じたこと

原発の話です。
たまたま私がみた民放のニュース番組では、少しずつですが
(報道ステーション、朝のモーニングバード。どちらもテレ朝系)

・本当に節電は必要なのか?
・本当に原子力発電は安いのか?

ということが検証されていました。
番組の中では

・節電しなくても大丈夫と思われる、(事業者サイドで数%の節電でOK)
ただ電力会社の言い分はこちらで検証できないので
情報を開示を求める、

・公表されているものに試算されていない分を加えると、
(電源三法交付金分、開発・運営費など)
高めの風力発電のコストをひょいと超えていったこと、等
(汚染水処理分を加えるとまたさらに高くなります。)

先日の九電のやらせ問題を境にテレビも姿勢を変えてきているのかな、
と感じています。
テレビの力は大きいですから、こうした話が流れることはとても有難いことです。
とはいえ、
マスコミは電事連の影響が大きいですから安穏とはできません。
ジャーナリストの上杉さんや岩上さんのツイッターでは
その辺の苦労(記者クラブの実態、テレビ降板の話等)を知ることができます。

話変わります。
環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんのツイッターでは

・玄海原発の再稼動問題を巡り民主党内が混乱していること
・海江田さんと経産省の関係
・ストレステストについて(→アリバイテストとも言われています)

など情報が取れるのでおすすめです。
また、このツイッターの中で
経済産業省の古賀茂明さんを知ることができました。
あいかわらず政治に疎い私ですが、
今はとにかく無関心・無言の自分が怖いので勉強します。

古賀さんがんばれ!
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110625k0000m010158000c.html

憂い

暑い日がまだまだ続きます・・・
先日購入した「アウトラスト」素材の敷き布団マットが届きました。
これが思ったより快適。
エアコンなしの夜をなんとか過ごせています。

さて、先日
NHKの「シリーズ原発危機 第2回広がる放射能汚染」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110703.html

を観ました。
やっと私が知りたかった情報が取れた感じです。
放出された放射性物質の量をもとに、拡散シミュレーションが
当時の風や雨を踏まえて、汚染の実態をわかりやすく解説してくれます。
今私が住んでいる地域も、冷静に理解しました。

印象的だったのは、
栃木県の一部でも、福島と同じホットスポットがあること。
同じような場所は、探せばもっと出てきます。
早くこの情報を得ることで、
そこに住む人々の内部被曝を防ぐ手段が取れます。
ですので、
できるだけ早く広範囲の汚染マップを開示してほしいと思います。

また、
食品の検査体制についても報告がなされていました。
日々の食材にはいつも神経を使いますが、
放射能が見えないので、漠然とした不安を日々抱えています。
今の検査体制は、機械が足らず
ほんの一部の検査に留まりまっているそうです。

番組後半の現在のチェルノブイリの取材シーンがありました。

・食材に含まれる放射能検査を学校で任意で行えること、
・子どもたちの内部被曝の検査を定期的に行われること、
・30年間は無料で医療保障が受けられること

放射能と向き合っていくための体制が取られていました。
本来であれば、放射能は「検出されず ND」となるでしょうが、
この地では子どもの体から放射能が検出されています。
日本がこれから向きあう現実がそこにありました。


今の政治ニュースからは、
このあたりに取り組む声がほとんど聞こえてきません。
また、こんな大きな事件を起こしながら、
原発のあり方を本気で問う話も聞こえません。
こういう状況をみると、心に怒りの炎がぽっと出てきて、
今まで政治や社会問題に無関心であった自分に反省しながら、
小さな声ですが、あげていかないとな思うのです。


さいごに気になっていることを書きます。
後日ブログに書こうと思っている「もんじゅ」について。
先月23日に落下装置の引き抜きが大きく報道されずに行われました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110624-OYT1T00125.htm
※福島みずほ事務所のヒヤリングによれば、
この事故の原因は東芝による初歩的な設計ミスとか。


もんじゅは福井県敦賀市にある高速増殖炉です。
この高速増殖炉というのは、
アメリカやフランス、ロシアなど各国が炉心融解という重大事故を起こし
開発を断念した代物ですが、なぜか日本で後発でスタートしています。
技術的には無理だと言われていて、
日本でも1995年運用開始から3ヶ月後に
ナトリウム漏洩事故が発生しストップ。
(ちなみにこの事故の情報は隠されました)
2010年に再開したものの、炉内中継装置が落下し再度ストップ。
今年秋には再開したいという意向だそうですが、
実は・・・もんじゅの真下には白木・丹生断層があります。

福島原発などの軽水炉とは違い、この高速増殖炉というものは、
その構造上、地震などによって事故を起こしてしまえば、
爆発的なものになるそうで、東日本大震災のときと比べて
非にならない災害となります。

> これら(白木・丹生断層)が直下で動けば、
> まず日本人は助からないと思われる
(引用:広瀬隆著「原始炉時限爆弾」ダイヤモンド社より)

自分でどれくらいの被害がでるかネットで調べてみたところ、
ある日本地図をみつけました。
出所は不明ですので、ここでは掲載しませんが、
もんじゅ被害想定マップ」で検索すると出てきます。
あくまで参考としてみていただいて、ご判断はおまかせいたします。

その地図をみて、
生き残れないとはこういうことかと思いました。
もし興味がありましたら地図を探してみてくださいね。

原子力発電に代わるエネルギーとは。

しつこいようですが、
原発についてまたブログ書きます。
ご興味がない方は読み飛ばしてくださいね。

先日読んだ本の著者・広瀬隆さんのインタビュー記事が
あったのでお伝えします。

広瀬隆 特別インタビュー
「浜岡原発全面停止」以降の課題
http://diamond.jp/articles/-/12199

(ダイヤモンド社サイト)

至極客観的に書かれていますので、
こちらもとても勉強になります。
なかでも

>  浜岡を止めると電力不足になる、
>  とマスメディアが書いていますが?

という問いに対して、
数値をもって

>  日本全体で見れば、
>  原発がまったく稼働しなくても火力と水力で十分賄えます

という現状をわかりやすく説明してくれています。
中部電力については、
浜岡原発停止に伴う中部電力がとった代替案や、
建設中の上越火力発電所が運転を開始され、
それに最新鋭のLNG2基238万kWが加わると
電力が余るほどになるとか。

また、
IPP(Independent Power Producer=独立系卸電力事業者)
についての記述もあり、
電力会社が独占している送電線を、
電力自由化を進めて国民に開放すべきだ、
という意見もあり、これを実現し、IPPをフルに活用すれば、
”日本全土のすべての原発をストップしても、停電など起こり得ない”
とも指摘があります。

送電分離がもたらす効果がさまざまなところで議論されていますので、
このブログでも近々お伝えできたらと思います。

話を戻しまして・・・

>  原子力発電に代わるエネルギーを
>  どこに求めるべきだとお考えですか?

という問いに対して、

>  LNG(液化天然ガス)火力発電所

と広瀬氏は回答しています。

>  熱効率は原発の2倍なのに、
>  排熱量は2分の1に抑えられる。
>  ほかにも、天然ガスはクリーンで地球環境に最もやさしい、
>  小型なので設置に場所をとらない、
>  電源を入れてから1時間で起動できるので
>  消費量の変化に追随できる、という数々のメリットがあります。

とのこと。
また、将来的なエネルギー政策は
”エネファーム(家庭用燃料電池)”だそうです。
私にとっては、初めて意識する言葉になりました。
水素と酸素を結合させることで「水」と「電気」を作り出すという装置
だそうです。最大エネルギー効率が80%とすごい仕組みになりそうです。
(※ちなみに原発は30%、LNGは60%)

痛い言葉ですが、

>  原発に代わって自然エネルギーを普及せよと言われますが、
>  これで一番喜んでいるのはじつは原子力産業なんです

というご指摘も。
100%自然エネルギーへ!ということではなく、
現実的に考えていくのも非常に大切だということですね。

まずは「コンバインドサイクルのような安定供給できる設備」を、
そして、少しずつエネファームや自然エネルギーを広めていくような、
こんなミックス型でしたら、より効率的に、より自然にやさしく、
より安心して過ごせるのだろうと思います。

ご興味ありましたらこちらへどうぞ^^
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
広瀬隆 特別インタビュー
「浜岡原発全面停止」以降の課題
http://diamond.jp/articles/-/12199


政治と原発について

エネルギー政策について、
下記の動画を観て読んで非常に勉強になりました。
↓↓↓↓↓↓↓↓
『6.11脱原発100万人アクション』完全ライブ中継プロジェクトより
http://www.youtube.com/watch?v=UIIvLCCNa1E

インタビュアー:岩上安身氏
ゲスト:飯田哲也氏

15分弱の内容ですが、内容盛りだくさんです。
今までどうも政治と今後のエネルギー方針の関係がよくわからず、
今のドタバタ政変劇の理解が追いついていませんでしたが、
このライブ中継を見、こんな考え方もあるのだ、
と学んだ次第です。

以下、印象的な部分をまとめてみました。
----------------------------------------------------------------------
先日の不信任案騒ぎ、そして大連立騒ぎについて
----------------------------------------------------------------------
(飯田氏)
>  それがいきなり大連立騒ぎになって
>  しかも候補は野田さんとか
>  これは完全に財務省の傀儡政権で
>  増税財務省ラインと原子力経産ライン。
>  そしてその間をつなぐのが東電ゾンビスキムで
>  東電を生かさず殺さずで国民の電気料金を垂れ流しながら
>  今の独占体制を維持しようという
>  完全に経産省と財務省の傀儡で動く大連立が今動いているわけです


----------------------------------------------------------------------
孤立の菅首相。
”この瞬間だけは支えないとまずい人”です
----------------------------------------------------------------------
(飯田氏)
> 本当に今瀬戸際ですね
> このまま何も約束させずに菅さんを沈没させたら
> もう官僚傀儡政権が出来るので
> そんなに菅さんの政権が長生きするとは思いませんけども
> 政権にいる間に国民のための何かのブリッジを
> しっかり約束してもらって次にバトンしてもらうと
> それをやってもらうのが今の菅さんの仕事だと思います


また、
菅首相以外の議員や官僚についても、

海江田経済産業大臣、
仙谷官房副長官、
望月内閣官房参与、
などなど・・・
具体的な例を交えて飯田氏が説明してくれています。
上記の方は原発推進派なのだなと知ることができました。

とりわけ仙谷官房副長官が原発輸出に意欲的なことには
個人的にびっくりしました。
参考:「“電力のドン”目指す仙谷由人氏 原発輸出の再開に動き出す」
(エキサイトニュースより)

ちなみに民主党だけでなく、
自民党議員の原発に関する情報はこちらから。
「「菅おろし」にやっきになっている人たちの背景」>>>
(「バンビの独り言」さんのブログ記事から)

石破茂氏、谷垣禎一氏、大島理森氏、石原伸晃氏、
鳩山由紀夫氏(民主)・・・
原発は政治ともグルグルからまっているんですねー!

もしご興味がありましたらご覧ください^^

節電について考える

関西でも一律15%節電要請がなされたそうです。
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関西電力は10日午前、近畿中心に2府7県
(福井、三重、岐阜3県の一部を含む)の供給地域で、
企業や家庭に対し、7月1日から昨夏比で
15%程度の節電を呼びかける方針を決め、発表した。
定期検査で停止中の原発の運転再開の見通しが立たず、
福井県にある関電の原発全11基のうち
夏に6基が使えない可能性が高まったためだ。

節電を呼びかける期間は7月1日から9月22日まで
(8月12〜16日は除く)の平日午前9時から午後8時。
販売電力量の約3割を占める工場などの大口需要家から一般家庭まで、
例外なく節電を呼びかける。
(asahi.comより抜粋)

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それに対して大阪の橋本知事は、

「15%節電協力しない」 関電発表は「根拠ない」」

と反発。

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「根拠のない15%節電には協力しない」。
大阪府の橋下徹知事は10日、関西電力の発表に激しく反発。
企業の電力消費量などデータを関電が府に開示し、
原発から再生可能エネルギーの開発に軸足を移すよう求めた。
府は関西広域連合での取り決めに基づき、14日に経済団体を通じ、
府内の各事業所にオフィス系の職場で年間5%、
夏季10%の消費電力カットを目標に取り組みを求める予定だった。

橋下知事は、
「目標設定のため関電に何度もデータ開示を求めたが
協力を得られなかった」と説明。
「今ごろになって根拠もなく一方的に15%と言われても協力できない」
と述べた。
(Yahoo!ニュースより抜粋)

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首都圏での節電モードの中にいると、
なかなか口にできないのが正直なところですが、
いち個人として意見を言わせてもらいますと、
橋本知事の意見に共感しています。

先日ご紹介した
広瀬隆氏著「原子炉時限爆弾
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478013594/
を読み、原発について情報を隠蔽する今の体制について
かなりの不信感を抱くようになりました。

実際に電力が不足しているならば節電に取り組むべきですが、
実際の数値が一切示されず、
一律15%削減してください、
と言われるだけでは、なかなか腑に落ちないのです。

東京新聞によりますと、
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中部電力浜岡原発の停止決定を機に、
またぞと「電力不足キャンペーン」が始まった。
中電による電力融通の打ち切りが理由のようだが、
「こちら特捜部」の調べでは、被災した東京電力広野火力発電所
(福島県広野町)が七月中旬にも全面復旧する。
そうなれば真夏のピーク時も電力は不足しない。
国民を欺くような”情報操作”の裏には、
なおも原発に固執する政府や電力会社の姿勢が垣間見える。

中電は浜岡原発の全面停止要請を受け入れるとともに、
東電への電力融通を打ち切ると発表した。
東電が4月15日に公表した7月末の電力供給力見通しは5200万KW。
これには、中電を含む西日本の電力会社からの融通分
100万KWが含まれているが、
広野火力の380万キロワットが加われば、不足分を補って余りある。

さらに広野火力が復旧すれば、夜間に余った電力でダム湖に
水をくみ上げて発電する揚水発電も上積みできる。
(→原発だけでなく、火力でも揚水発電はできるそうです)
電力供給力見通しでは、400万KWしか計上していないが、
東電管内の揚水発電能力は最大1050万KW。
今夏の最大需要と予測する5500万KWは充分に賄える計算になる。
(東京新聞 2011年5月12日より抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051202000064.html

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また社説はこちらから。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011051402000040.html

環境エネルギー政策研究所(ISEP)の飯田哲也さんのツイッターでも
5月12日付近の記事を読んでいくと、
この辺りの情報が得られます。

こうしたことを知っていくと、
電力会社や国から
電力確保の現状をきちんと知らせてほしいとつくづく思います。
その上での節電は、真剣に取り組みます。
情報操作や隠蔽は、もう嫌なのです。。。

原発について勉強中

 

まだ途中ですが、
広瀬隆さんの「原子炉時限爆弾」という本を読んでいます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478013594/

昨年刊行された本ですが、福島原発と同じようなことが予測されていて、
夜一人で読んでいるとヒヤッとします。

浜岡原発が本当に怖い状況であることを知り、
今はとりあえずストップしているのでほっとしました。
菅首相がまた思いつきで・・・という意見もありますが、
私個人としてはよくやってくれた!と思います。
なぜなら、
この本を読むと本当にそう思えるんです。
(ですから、このままずっと停止→廃炉にしてほしいです)

詳しくは一読してみてくださいね。
広瀬隆氏著「原子炉時限爆弾
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478013594/

以下、印象的な内容をまとめてみました
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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東海地震より小さな地震で、既に”想定外の”浜岡原発トラブル

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2009年8月に起こった駿河湾地震(M6.5)について
記述があります。
この地震によって、浜岡原発では
四号機と五号機が緊急自動停止、
約700人の全所員が動員され
第三次非常体制が発令されたそうです。

起こると予想されている東海地震の規模は、
この駿河湾地震の178〜1000倍の揺れだそうです。
(よく200倍と言われるそうですが、それは最小値)

報告された46件のうち半数以上は最新鋭の五号機で起こりました。
その詳細は、例えば、制御棒およそ250本のうち
30本で駆除装置が故障した等。
※制御棒は、ウランの核分裂をとめるために
駆除装置によって挿入されます

100%安全神話はここで崩れます。。。

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耐震強度がそもそも違う

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原子力発電所は原始炉建屋とタービン建屋という別々の建物から
成っています。基礎工事から違うそうです。
タービン建屋の強度は、原始炉建屋と比べられぬほど弱く、
どちらの建屋が破壊されても、
「原始炉の沸騰水が一本の配管でつながっているので、
その熱を奪えなくなり、
メルトダウンという最大の惨事を引き起こすおそれが出てくる」。

東海地震では、
御前崎で1〜2メートルの隆起が起こることが、
1855年の安政東海大地震の記録からわかり、

「これだけの段差(2メートル)ができて、
なお長時間にわたって激震しながら、
パイプが正常な状態を保つと考える配管業者がいれば、
私は会ってみたいと思う」
と著者は問いかけています。

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人災が本当に怖い

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> 2000年2月
> 美浜原発(福井にある関電所有の原発)三号機の建設に従事した
> ミキサー運転手らの証言が朝日新聞にスクープされた。
> 「夏場は生コンが固まりやすいので、作業がはかどらなくなる。
> そのため、コンクリート強度が落ちることを承知で、
> 不正に水を加えることは日常茶飯事だった

また、
2010年6月、
福島第一原子力発電二号機で、電源喪失事故が起こり、
あわやメルトダウンに突入かという重大事故が発生していたそうです。
ちょうどこの時期は南アフリカで開催されていたワールドカップ中で、
この事故についてほとんど報道されなかったそうです。
この事故の原因は、
外部から発電所に送る電気系統が四つとも切れてしまったことで、
事故当日は地震もなく、この原因は特定できていないとのこと。

福島第一原発二号機といえば、
先日東電がメルトダウンが起こっていたことを認めましたね。。。

地盤についても記述がありました。
志賀原発(石川)や川内原発(鹿児島)では、
地質を調べるために行われたボーリング調査のサンプルが
原発建設に優位に操作されていたとのこと。
そのほかにも、地質学・考古学的に調べてみて、
浜岡(静岡)も、柏崎(新潟)も、
地盤は固いものではないことがわかるそうです。


広瀬さんの本から離れますが、
以前ソフトバンク孫さんのツイッターで紹介されていて、
私自身、脱原発の方向に考えが変わるきっかけとなった

平井憲夫さんの「原発がどんなものか知ってほしい」

の中でも、
原発の現実・・・
「素人が造る原発」、「名ばかりの検査・検査官」、
「いいかげんな原発の耐震設計」、「定期点検工事も素人」等、
人災の怖さが綴られています。


最後に
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原発は環境にやさしい、訳ではない

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原発の仕組みについて。

> 熱エネルギーを運動エネルギーに変え、
> それをさらに電気エネルギーに変えて、
> エネルギー変換をするたびにロスが生まれるため、
> 熱エネルギーの三分の一しか電気ならない
> 不細工な発電機が原発

例えば、
浜岡五号機では、138万キロワットの電気出力をだすための
熱エネルギーは414万キロワットあり、
電気にならなかった熱は海水に熱を与えて海に捨てているそうです。
これが温排水と呼ばれて、

「日本全土の海を加熱し続け、沿岸の生物を根絶やしにしている。」


以上、
まずは本を読んだ部分だけを紹介させていただきました。
もしご興味ありましたら、こちらを一読してみてくださいね。
広瀬隆氏著「原子炉時限爆弾
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478013594/


話は少しずれますが
先日テレ朝のTVタックルをみました。

「原発事故でどう変わる!? エネルギー政策を徹底検証!!」

なかなか興味深かったです。
財政が厳しい地方にとって、
補助金が得られる麻薬のような電源三法交付金の仕組みや、
なぜ原発が二号機、三号機・・・と増えていくのかを理解することができました。

エネルギーの転換を本当に進めていくのならば、
政治や経済、私たち自身の生活基盤についても、
今まで当たり前に考えていた価値観・考え方を、
ガラリと”転換”していかなくてはいけないのだろうなと思います。

エネルギーについて調べてみました

あっという間のGWでした。
この間に、
エネルギーについて勉強しようと本を二冊買いました。

何を買ったらよいかわからなかったので、
とりあえず
ジャーナリストの岩上安身さんのツイッターで紹介されていた
田中優さんの本「原発に頼らない社会へ」にしました。

こちらは原発に特化せず、エネルギー問題について、
広く全般にいろいろ書かれています。
石油問題、クルマの問題、世界経済の話、省エネなどなど。
とても読みやすいので一気読みしました。

ふうむ・・・
なるほどこんなからくりだったのか、
と目からウロコがぽろぽろ落ちてきました。
(電気は貯められない、ということを初めて知ったんです。恥ずかしいですけど)

この本によると(一部抜粋)
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電気使用のおよそ9割を占める事業向けの
「使えば使うほど安くなる電気料金の仕組み」を変える

電気自動車を普及させる
→自動車用バッテリーを活用し、家全体の電気もプールできるようにする
→自動車メーカーや石油会社の反対にあい、開発・普及が遅れている。

電気を貯められるよう、そしてそれを効率よく使えるようにする
→スマートグリッドの普及、バッテリーの開発促進(東芝のSCiB等)

エネルギーを地域分散化していくことにより、
電力会社のコストの最大部分である送電線を不要にしていく
(例)高圧線は1kmあたり10億円かかる

日本の技術は現在宝の持ちぐされ。
太陽光発電、風力発電は、ドイツなどが推進するまでは世界一のレベル。
地熱発電は、技術的に世界一。

電気料金決定の仕組みを変える。
例えば
事故を起こしてストップしている高速増殖炉もんじゅにかけた1兆円以上、
これはドブに捨てたようなもので、
この分は私たちの電気料金に上乗せされている。
つまり、
原発を作れば作るほど電気事業者が儲かる仕組みで
日本は原発のために先進国でもっとも高い電気料金となっている。
(→アメリカの3倍)

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これだけですと、私の主観でまとめてしまっているかもしれないので、
「原発に頼らない社会へ」を一読されることをおすすめします。

そして、ここに肉付けしてみます。
ソフトバンク孫さんの

孫正義の決意!<東日本大震災・原発問題に立ち向かう>

によれば(一部抜粋)、
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(スマートグリッドについて)
先ほど私は電力と情報革命は全然別畑のものだというような表現をしましたが、
実はこの電力も近い将来いずれかは至る所で、
マイクロ発電がなされて、家の屋根だとか
あるいはいろいろな所でマイクロ発電がなされ、
そしてそれがスマートグリットになって、スマートメーターがつけられて、
そして電気のですね消費あるいは発電が
リアルタイムで需給バランスが調整されていく。
価格もダイナミックに電気の市場ができて、やり取りされる、
まさにこれはインターネット技術が一番得意とするところで、
そのようなことがですね、実は全然畑違いのようで何年か先には
融合していくという風にもとらえております。


(日本の技術力について)
太陽のこの研究開発、ソーラーパネルの研究開発、
実は世界のトップ5のうちの、トップ5のうちの4社は、日本メーカーでした。
これがほんの5・6年前。世界のトップ5のうちの4社がなんと、
日本メーカーだったと。
しかし現在日本メーカーはシャープが3位、京セラ7位
あとは番外ということでございますけども、
せっかく元々日本は太陽エネルギーの先進国だった。
ところが落ちぶれてしまったということです。


地熱発電、地熱も日本はトップクラスの技術をもっている。
東北に豊富な地熱発電の資源が眠っているということであります。
すでに18か所で地熱発電が現在現実に行われていて
地熱発電世界中で急激に伸びてる。
日本製の地熱発電の機械が世界の75%を占めている。
日本の技術は世界1だと。にもかかわらず日本では地熱発電が少ない。
なぜか誰がそれをいやいやで受けないような体制を
作っていたかということですね。
地熱発電伸びてたんですが、ここ何年か、10年間止まりっぱなし。
なぜか、先ほどの風力と一緒でですね、
買いたくない促進させたくないという意図ありありだと。
ですからまだまだあと98%開発余力がある。


(世界のトレンドにあわせていく)
一方日本が元々メッカであったその技術を使って、
他の国はどんどん太陽光発電が伸びているというであります、
これドイツの事例ですね。
ものすごい勢いでそれがもう伸びている。なぜ伸びたか。
ということですけども、ここにありますように。これがカギなんですね。
太陽で発電したら、電力会社が買い取ります。
余った時だけじゃなくて、その太陽で発電したら全量買い取り義務が、
電力会社側にある。


つまり原子力に頼るのではなく、
自然エネルギーのほうに移行させようという政府の基本的思想、
ポリシーがあったからこういう風に誘導していった。
ことごとく20年とか25年これ2009年と時のデータです。一昨年ですね。
40円から60円、1キロワット当たり40円から60円で買います。
20年間買い続けます。25年間買い続けます。
こういう政府の促進策がポリシーとして出された。
したがって競い合って各企業が、電力会社以外の企業が、
どんどん発電に回った。競い合って。
だから国中に太陽光発電が広まっていった。
ヨーロッパの平均でも58円だということであります。
※住宅の屋根に42円でないと住宅の屋根で採算が合わないそうです


デンマークのこのような海を使った風力発電例も出てきます。
海だとか陸地でこの潜在的に、風力発電できる所というのは、
日本の電力を全部まかなえるくらい、
実は風力発電の潜在的能力もあるということでございます。
それをやるためには、今まで問題だったのは送電線、
これを電力会社が心から受け入れてほしいということであります。
風力発電については、
買いたくないという意図ありありの値段で今まで買ってた。
採算が合わないぎりぎりの、いかさず殺さず採算合わない、
しかも電力作ってもあまり受けないという、
いやいや路線できてるから日本は風力がぜんぜん伸びていない。
これで誰がつくるのということです。これをこの機会をもとにですね、
今回の事故をベースに、世界のトレンドに日本も政策転換すべきだ。

孫さんのツイッターで紹介されていた
http://bit.ly/jT9JV2より抜粋しています。
こちらも一読されることをおすすめします。
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こうして手探りでも調べていくと、
素人ながらも、
自然エネルギーを使うことにしよう、と決めて、
それを国の政策として進めていき、
企業はそれに向けた技術革新を実現していく
・・・・・・
すると、
原発は要らなくなるんだなぁ、と
とてもシンプルな構図がみえてきました。

国が動かなければ、
私や同じ信念を持っている方々とジャスミン革命を起こすなり(!?)
まずは何かでもやっていかないとな、と思います。


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