イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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<お仕事>JASRAC NOW 表紙イラスト

 

先日見本が手元に届きました。2017年11月号と2018年2月号。メトロノームとコンガ。今ちょうど今年度最後の楽器のイラストを構想しています。楽器はオーケストラで演奏されるものや、キューバで演奏されるものなど、あたかも世界に旅した気分で描くことができたので、1年間表紙イラストを担当させていただけてとても楽しかったです。

もうひとつご紹介したいお仕事があるのですが、少し立体気味で写真を撮るのが難しく、私が撮影すると影ができまくってイラストがみえなくなってしまいます。プロの方に撮ってもらうのが一番かもしれません。むむむ・・・と悩ましい状況。

<お仕事>ときめき 巻頭エッセイ挿絵

別冊・家庭画報「ときめき」で連載された岸本葉子さん著「日々是ときめき」の巻頭エッセイの挿絵を2話分担当させていただきました。50代女性向けということを意識し、落ち着いた雰囲気をイメージし描きました。

ちなみにこのような大人の粋を表現する際、先日小松クラフトスペースさんで伺った着物の「江戸小紋」のようなお話が参考になることがよくあります。幅広い知識(自分は非常に浅いですが)は本当に大事で、身を助けてくれるのだなあと思うようになりました。また教えていただけるというのはとても有難いことなのだとも思います。

お仕事のご紹介

気まぐれ気味のお仕事のご紹介です。
先月の小説宝石で掲載された短編「エルの誤飲」(福田栄一氏著)の挿絵を担当いたしました。ミニチュアダックスフンド”エル”の誤飲が、周囲の人間を巻き込んでドタバタ劇を引き起こすほのぼのストーリーです。小説の世界観とバッチリ合った挿絵になったのでは!?と思います。編集のIさんのアイデアに大いに助けていただきました。

こちらは月刊誌「カラフル」で連載中のショートストーリー(斎藤由香氏著)の挿絵です。先月号はお正月の雰囲気を出しつつ、恋人の浮気を知りモヤモヤ悩む主人公の様子を描いています。

先月は初めてのテーマやジャンルのお仕事が重なりました。改めて思うのは、イラストの完成形が見えない制作に自分がとてもワクワクすること。連載も然り、例え以前描いた同じテーマだとしても、全く違うイラストにチャレンジするのがとてもおもしろいです。今は個人テーマで新たな制作に入っていますが、最終形がちっともみえません。終わりが見えなくて不安なのですが、同時にこの時間がとても面白いです。

昨年からのお仕事を含めて見本がそろそろ揃ってくる予定ですので(いつもお送りいただきありがとうございます!)、しっかり整理してホームページで掲載していく予定です。

<お仕事>蘭のイラスト グリーティングカード

Happy Holidays!!

東京・大田区にあるNIKO FLOWERS+さんのグリーティングカードを今年も担当させていただきました。昨年は緋牡丹で今年は蘭です。蘭はお祝いの品として整然としたイメージがありましたが、今回は自然な姿の蘭。思ったより特徴を捉えるのが難しいです。凛として品格があるイメージ。完成形が最後までみえず苦労した制作でしたが、よいものができて本当に嬉しい。

NIKO FLOWERS+さんのお花に添えられるメッセージカード。上は文字を書く面、下は裏面です。

NIKO FLOWERS+さんは女性お二人が運営されているお花屋さんです。上の写真からお二人の感性が伝わりますでしょうか。花の絵を描くときは毎回プレッシャーに押しつぶされそうです。でもそういう状況が自分の成長につながるのではないかと思います。

直接申し込むと秋田でも発送してくれるとのこと。何かの機会にお願いしようと思います。

https://www.facebook.com/niko25.flowers/

https://www.eflora.co.jp/shop/nikoflowers/

<お仕事>「カズオ・イシグロ読本―その深淵を暴く」(宝島社)挿画

とてもタイムリーなお仕事をご紹介いたします。

本年10月にノーベル文学賞の受賞が決定し、先日授賞式が行われ大きな注目を集めている小説家カズオ・イシグロさんの評論ガイドブックが発売されました。
「カズオ・イシグロ読本―その深淵を暴く」(宝島社)

非常に興味深い内容で喜んでお引き受けいたしました。急ピッチでしたが無事イラストを納品することができました。モチーフイメージに沿い、アレンジは適度に納めました。

中身は今風のとてもわかりやすくおしゃれなデザイン。カズオイシグロさんの背景を知れたり(長崎で生まれ、6歳から英国へ移住)、そして作品について読み方が提示されたりしています。

以前『PHPスペシャル』で連載されていた「恋する英米ブンガク」(柚木麻子さん著)の中で「日の名残り」(カズオ・イシグロ)が紹介される回で初めてイシグロ氏の物語に接する機会がありました。下記はそのときの挿絵です。

個人的に年末年始にじっくり読む本リストのナンバーワンです。温泉につかりながらカズオイシグロさんの世界にひたろうと思います。楽しみ。

心構え

「これからの表現活動をどのようにしていくべきか」と考えるとき、「多分、自分はこんな風にやっていきたいのではないか」と思うのですが、果たしてそれが正しいのかわからなくなり、思考を停止してしまう日々でした。

不思議なもので、ここ最近は「自分はやっぱりこういうふうにやっていきたいのだ」という思いを後押ししてくれる出会いや言葉が重なりました。その一環で、「秋田で暮らす私」というフィルターを通じての絵をコツコツ描きためていこうと思います。

と同時に今までのことをしっかりまとめ上げなくてはとも思い、少しずつ制作実績を更新しています。現在「文芸・ビジネス書」「雑誌」を更新しました。空いた時間で少しずつ「広告」「プロダクト」「個展」も更新していきます。

更新先はこちらから http://hacco.hacca.jp/works/index.html

<お仕事>舞台ポスター「猫の恋、昴は天にのぼりつめ」

秋田で初めてお仕事いたしました!

きっかけはとあるゼミでご一緒している秋田在住のアートディレクター・武藤 正彦さんから「宮原さん、猫描けますか」と尋ねられたことでした。

武藤さんと初対面の日にいただいたお仕事。見知らぬ私に声をかけてくださったのです。それだけでも感激でした。

秋田ならではの特別なやり方があるのかもしれないとドキドキしましたが、武藤さんはわかりやすく冷静にご対応くださり、非常にやりやすい環境を作ってくださいました。

昔描いた絵を使ってくださることになり、それに猫を描き足しました。

ちなみに武藤さんは秋田の著名な企業の立ち上げや美術館のデザインワークに関わっていらっしゃいます。この度はお仕事をご一緒することができとても光栄でした。

「猫の恋、昴は天にのぼりつめ」秋田演劇鑑賞会

日時/2017年10月7日(土)18時30分開演・2017年10月8日(日)13時30分開演

場所/秋田市文化会館小ホール

※観賞は会員限定です。詳しくは秋田演劇鑑賞会まで

<お仕事>「ガラス天井のひらきかた」装丁イラスト

「ガラスの天井」とは、Wikiによると資質又は成果にかかわらずマイノリティ及び女性の組織内での昇進を妨げる見えないが打ち破れない障壁である 。 当初は、女性のキャリアを阻む障壁のメタファーであったが、現在は男女を問わずマイノリティの地位向上を阻む壁としても用いられるようになった言葉です。

昨年末にプレジデントウーマンの働き方の多様性("diversity")の特集ページのイラストで「ガラス天井」をイメージしたものを描いたことがあり、何かとご縁があるキーワードだと思いました。そのときのイラストがこちら↓

「ガラスの天井のひらきかた」では、著者のいつかさんが今まで直面された「ガラスの天井」的なエピソードを軸にストーリーが展開されていきます。

幸いにして今の仕事で自分が女であることで不条理を感じたことはないのですが、この本を読むことで様々な女性が直面するリアルな「ガラスの天井」を知りました。サブタイトルはこちら↓

「ガラスの天井に阻まれる女たち」

「恋愛、結婚、出産に縛られない」

「あなたの成長を喜ばない人たち」

「現代社会をうまく生き抜く処方箋」

イラストの方向性はお任せいただき、上記のように空に浮かぶ天井をめがけていくVer、塔を登っていきガラスの天井に辿りつくVerをつくりました。いつかさん、編集のYさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

<お仕事>桐島洋子さん著 挿絵「あなたの思うように生きればいいのよ」(KADOKAWA)

昨年末のお仕事です。桐島洋子さん著「あなたの思うように生きればいいのよ」(KADOKAWA)の単行本の挿絵イラストを担当させていただきました。白黒線画の少し変わった(?)おもしろいタッチを描く人を探していらっしゃったようで、大変光栄にもご用命いただきました。ペン画が少しずつ変わっていく時期でしたので合わせてお楽しみいただければと思います。
人物が若く見えないように、40〜60代風にというのが個人的に挑戦でした。

「あなたの思うように生きればいいのよ」(KADOKAWA)のページ
http://www.kadokawa.co.jp/product/321508000376/

総ページの扉絵。「女の一生」

お電話で第1弾目のラフをたたき台に編集者さんと打ち合わせをしている中、「女の一生だったらぴったりで面白いかもしれない」とアイデアをいただきました。アイデア出しは個人的にとても面白く好きな過程です。

60代も70代も、自分の心の持ち方次第で素敵な感覚で生きていけるのだ!と勇気をいただいた一冊です。

桐島さんにこれらの挿絵を気に入っていただけたとお聞きしとても嬉しかったです。

7月の秋田

秋田は今梅雨に入り、雨の日が続きます。暑くなってきましたが、まだ「夏!」というほどではありません。

<お仕事>

先月下旬から、今までにないような猛ダッシュでお仕事を進めています。昨年繁忙期を経験したおかげで、焦りがないと言えば嘘になりますが、ドシンと構えて取り組んでいけています。クライアント様に日程をご協力いただきながら、なんとか目処が立ってきました。今月下旬になれば落ち着くかと思っています。

制作の一部をご紹介いたします。上のイラストは、今連載で戦争中の沖永良部島(おきのえらぶじま:鹿児島県ですが沖縄に近いです)の小説挿絵です。他に京都を舞台にした殺人事件の小説挿絵も担当させていただいています。資料を一気に集めながら、その世界に自分自身もぐーっと入りこむため、感情の起伏が結構ありました。沖永良部島にダイブするときは、沖縄の県立博物館で観た戦時中の資料を思い出しながら、当時の悲惨な状況に怒りを覚える一方、京都の地理を調べていると、当時よく歩いていた風景を思い出しなつかしくなったり、という具合です。

さまざまな地域を訪れその地の文化や暮らしを知ることは、イラストレーターにとって大事なことなのだなあと改めて思いました。今秋田に居ることも、これから表現する上で大きな力になるはずです。

<AKIBI plus 「秋田芸術新聞編集部員ゼミナール」第2回講座に参加>

前回の課題「第1回目の講座の様子を記事にする」の添削から始まりました。私が書いた記事には赤字がたくさん。ほぼ赤です。添削してくださった講師の千葉さんには申し訳なかったです。
この日学んだことは、”記事を書くために「客観性」「クール」「中立性」が強く求められる”ことです。
例えば、私は課題の記事で「『秋田芸術新聞編集部員ゼミナール』が開催された」と書きましたが、客観的な書き方は「報道記事の執筆などを実践的に学ぶ講座『秋田芸術新聞編集部員ゼミナール』が〜」(→講師・千葉さんの添削から引用)と説明をいれます。アート情報の発信には、アートに詳しくない方に発信する意識を持て!という、当たり前ですが気付けなかった視点を意識しました。イラストの仕事もある程度求められますが、記者はもっと徹底的に「客観性」「クール」「中立性」を持っています。記者に取り上げてもらえる為には、かなりクールに(そしてウィット=企画力も大事)PRしないと取り上げてもらえないのだなあと思いました。

また、わからないことがあると「はい!」と手を挙げて質問できることがとてもありがたかったです。またイラスト制作は孤独な作業が多いので、会話や意見交換ができることがとても新鮮でした。(嬉しくてたくさん質問してしまいました)

写真は講座のあとに寄ったそば処 紀文(きぶん)さんの千秋麺。一人ズズッとすすり帰路につきました。


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