イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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「絵」についていろいろ

 本日もよい天気の大阪です。(前の住処である秋田市では暴風雪警報が出ていました・・・)

 先日はアップが遅れていた2つのブログを急いで投稿した直後・・・急に悪寒がし倒れました・・・家族の看病もあった先週は体調不良が続きいろいろリスケが生じてしまいました。何事も早めにやっておかないと怖いですね(反省)

 今週無理するとまた体調が悪くなりそうなので、疲れない程度に少しずつ日常へ復帰してまいりたいと思います。

 

 上のブログは先日ご紹介したオンラインページを、neccoさんが正式なものへ作ってくださったので嬉しくて執筆いたしました。ブログを書きながら、いつどんなテーマのお仕事のご依頼があるかわからない、日々の「観察眼」は大事!としみじみ思いました。

踊る秋田犬アートTシャツ

秋田犬のポストカード(4枚セット)

 

 上記はJASRAC様の会員誌『JASRAC NOW』2月号の表紙用に描いたタイの楽器「ピン」を演奏する女性です。前回のブログでは、スライドを用いた講演&レクチャーが成長したことをご紹介しましたが、通常のイラストもだいぶ変化してきています。こちらはどちらかというと民俗的な世界観のもの。

 そして今度はアーティストとしての作品にも着手します。シュールというのか映画的というのか、そのような世界を描きたくてワクワクしていますので、試行錯誤しながら具現化していこうと思います。

 

<お仕事>秋田の文化財「猿倉人形芝居」を絵で表現

 大阪は急に暖かくなり春の気配を感じます。秋田はまだまだ寒く、スノーブーツでサクサクの雪をよく踏んでいたことを思い出します。

 先週の3連休は体調を崩したので回復の時間に充てました。今週末は品川へ行く予定があり、無理せずゆっくり過ごそうと思います。

 さて、来月9日に秋田市で開催されるイベント『あきた無形民俗文化財万博〜カタチなきたからもの〜 2024年度版』のビジュアル用に1点のイラストを担当いたしましたのでご紹介します。

 イベントで実演される「猿倉人形芝居」(秋田県無形民俗文化財)を描きました。初めて知る秋田の伝統行事。本来であれば実際にその場で取材させていただいて描きたかったのですが、予算や時間の制限がありかないませんでした。わらび座さんもその行事自体の取材はされていないようで、自分で映像などを探しまくりなんとか収集したものを参考に描きました。人形道祖神の絵の制作に慣れている私にとって、ベースとなるリサーチがなく大変厳しい制作となりました、、、

 

 そのこともあって、「猿倉人形芝居」に関わる様々な方にインタビューさせていただき、それを線画などと一緒に聞き取った言葉で編集・構成し、たくさんの方に面白くわかりやすく伝えるものが会場にあったらいいなと強く思います。(→大館方式

 人形の解説や人形の所作の意味、時代背景、伝統を受け継ぐことへのお考えや苦労されていること、現代ならではのお話など、絵を描いているうちに自分でも知りたいことが人形道祖神同様、たくさん出てきました。

 

 また絵に関して。登場する鑑鉄(かんてつ)坊さんと若いお嬢さんの表情に苦慮いたしましたが、なんとか納得いくものに仕上げることができました。人形ぽさを出しつつ、インパクトある表情と生々しさも表現したい。絵1点の制作に3点分のエネルギーを注いでいます。

 

 フライヤーデザインは企画・進行を担うわらび座さんのご意向が強く反映されています。ちなみに人形道祖神の絵も掲載されておりますが、イベントには関係ありません。

 「猿倉人形芝居」の絵をもっと大きく大胆に使ったら(メインにし「V」の形状を活かすなど)どうだったかなあとふと思ったりします。

 フライヤーデザインは、以前『ハラカラ(第一期)』(秋田魁新報)の連載で大変お世話になったSeeVisionsの三谷さんと宮腰さんです。ハラカラのときも信頼していたお2人と再びご一緒できたので、そのことだけでもとても嬉しかったです。

 

 ちなみに昨年の2023年度版は人形道祖神も参加させていただきました。当時の熱い時間については下記のリンクからどうぞ。

「その1 〜出発・NHK編」
「その2 〜原画展示編」
「その3 〜わらび座さんの魅力 前編」
「その4 〜わらび座さんの魅力 後編」
「その5 〜ギャラリートーク【前編】」
「その6 〜ギャラリートーク【中編】」
「その7 〜ギャラリートーク【後編】」
「その8 〜フィナーレ、『なまはげ』と『ささら』」

 

『あきた無形民俗文化財万博〜カタチなきたからもの〜 2024年度版』

■日程:2024年3月9日(土)
■会場:あきた芸術劇場 ミルハス(秋田市)
■料金:入場無料
■お問い合わせ先:あきた無形民俗文化財万博運営事務局(わらび座内)
         (TEL)0187-44-3915
         (e-mail)gekijyo1@warabi.or.jp

<お仕事>NIKO FLOWERS+さんの2024年度グリーティングカード

 連休中はずっと絵を描いていました。

 昨年末に入稿した東京・大森のお花屋さん「NIKO FLOWERS+」さんの2024のグリーティングカードのイラストを担当させていただきました。お店を立ち上げて10周年になるそうです。

 リボンと鳩を用い、昨年始められたブライダル事業を表現。今年頂戴したお題が「NIKOさんの店構えを表現する」でしたので、特徴的な2つの丸いランプと、NIKOさんのカラー「ブルー」で表現。描いているうちに目を付けたくなり、頭から花々が咲き乱れるように描きました。

 

 下記にNIKOさん(@niko25.flowers)のインスタ記事を共有させていただきます。

 

 10周年おめでとうございます。「10年」という時間の継続は大変なことだと思います。

 これからも地域の皆さまに愛されるお店としてご活躍されることをお祈りいたします。

年内最後の入稿、そして来年品川の展示について

 晦日を迎え、本日はカーテンを洗いました。いろいろやることが多くお正月を迎えることが信じられません。

 

 本日今年最後のイラストデータを送りました。頂戴したテーマに対して、自分なりの解釈で表現したものをご提案することができたのではと思います。微調整が入ったので年内にやりきりたいです。当初デザイナーさんが決まっておらずハラハラしましたが、以前ご一緒させていただいた方と再びコラボが決定したとのことで、これはいいものができるぞー!とワクワクしております。(絵は奇妙ですがかわいく個性的、そして実際の文化財にきちんと沿うもの、という点で納得できるレベルまでいけたと思います。1〜2月にはリリースされる予定)

 

 

 話変わりますが先日、1月20日から品川のキヤノンギャラリーSで開催される「奇想民俗博物館『まつりと』」の打ち合わせがありました。「秋田人形道祖神プロジェクト」の活動を評価してくださっていること、絵やインタビューで作品を作り上げていく過程をとても丁寧にみてくださったことが伝わり感激いたしました。

 

 全国のまつりの写真や映像が一同に集まる中、神様の男女ペアや10体以上の鹿島人形、ワラ細工や原画等が展示されるなど、人形道祖神の世界を広めようとしてくださるキヤノンのAさん方々のお気持ちが大変嬉しく、やりきろう!と思いました。

 

 20日オープン日にはトークイベントも開催される予定です。(せっかくのトークイベントなので、とご配慮いただき翌月2月17日(土)開催となりました)自分のパートでは「絵」や「リサーチ&作品」制作の過程や事例をご紹介しようか考えています。今回は座るトーク形式なので、ANP(秋田人形道祖神プロジェクト)の小松さんとのやりとりが落ち着いてできそうです。また小松さんには何度も原画の状態を確認していただきお手数をおかけいたしました。大変助かりました。ありがとうございました。

 

 上記の画像は現在発売中の『婦人公論 1月号』(美輪明宏さんが表紙)の「龍神様へ願いを届ける パワースポット15」の特集ページで担当した挿絵です。もっと奇妙にした方がよいのか迷いましたが、婦人公論さんの雰囲気に寄せ落ち着いた感じで描きました。

 

【関連記事】

「品川のトークイベント・レポート その3」2024.3.8

「品川のトークイベント・レポート その2」2024.3.1

「品川のトークイベント・レポート その1」2024.2.21

「今週土曜日に品川でトークイベント その3」2024.2.16

「今週土曜日に品川でトークイベント その2」2024.2.15

「今週土曜日に品川でトークイベント その1」2024.2.14

「2月17日(土)in 品川のトークイベントのご案内」2024.2.2

「vol1 大阪に戻りました!品川はすごかった!」2024.1.23

「いざ、品川へ」2024.1.17

「打ち合わせで思うところ、キヤノンさん展示「まつりと」準備と私の野望」2024.1.11

「年内最後の入稿、そして来年品川の展示について」2023.12.30

「1月は品川で人形道祖神 〜奇想民俗博物館「まつりと」」2023.12.15

年末間近、1月は東京へ

 クリスマスも終わり、年末になってきました。大阪も寒いです(東北に比べると全然暖かいですが)。

 本日、ずっと抱えていたものを複数入稿し終え、少し腑抜けな状態になりました。

 

 といっても年末にあと1点イラストラフをお渡ししますので、このまま作業を続けます。(大館から帰ってきたずっと続いているのでどこかでガッツリ休みたいところではあります)

 話変わりますが、先日1月に品川のキヤノンさんのギャラリーで人形道祖神も展示される旨をお伝えいたしましたが(そのときのブログはこちら)、あれから状況が変わり、わたくしも参加させていただくことになりました。ANP(秋田人形道祖神プロジェクト)の小松さんがいろいろ動いてくれたので状況が変わってきました。コロナ禍以降、久々に東京でのイベントに参加します。

 イベントでは道祖神原画を数点展示するのですが、初期に描いた道祖神の赤色がかなり褪せてきたので、もう一度描き起こそうか迷っています。間に合うかな・・・ 大館のイベントで描いた新作は持って行きたいです。

 

 上の画像は表紙を担当させていただいている会員誌「JASRAC NOW」の表紙です。先日表紙データをいただいたのでこちらも順次ホームページに反映していきます。

 

 またライフワークとして、人形道祖神など民俗調の絵を描くことが大好きなのですが、違うタイプも描いてみたく、そちらも引き続き狙っていきます。

今年の人形道祖神のお仕事について振り返りました

 本日の大阪はいつもより寒かったです。

 お仕事の実績ページの一部を整えました。今年は人形道祖神へたくさんの時間を捧げ、とても濃い1年となりました。

 下記に新たに更新したページをご紹介します。

 

【1】「広告」のお仕事ページを更新

 今年1年を振り返り、「絵」の力にたくさん助けてもらったなあ、と変な感じですが思いました。だから絵描きはやめられませんね!また面白いことを見つけに、来年は新たな領域に挑戦します。詳細はこちらから

 

【2】大館イベントの考察をさらに肉付け

 いろいろ思い出したことがあったので考察を追加。涙と汗水の記録です。詳細はこちらから

 

【3】かわいい(!?)バナーを作りました

 お仕事実績の「アート作品」カテゴリーページ用に作ったバナーです。なにやら可愛らしくなったのでこちらにも貼ります。

 

 今年もまもなく終わります。来年に向けて意識を変えていきたく振り返ることにしました。みなさまにとっても、年内の時間が有意義なものになりますように。

 

 

【関連ブログ】
「11月にむけて、大館市開催の人形道祖神イベントの準備がスタート」2023.9.3

「秋田のシズコさんのこと 〜大森のニンジョサマ」2023.9.29

「明日、秋田へ」2023.10.1

「10月の秋田出張旅 その1 〜秋田到着」2023.10.6

「10月の秋田出張旅 その2 〜山田のジンジョサマ」2023.10.11

「<お仕事>「秋田犬」と「秋田の伝統行事」をミックス」2023.10.12

「展示の線画制作 途中経過」2023.10.22

「役割分担について」2023.10.24

「関係人口と人形道祖神」2023.10.27

「カラフル人形道祖神の新作の途中経過」2023.10.29

「11月イベント展示のリアルな進行状況」2023.11.2

「秋田犬Tシャツを作りました」2023.11.7

「大阪に戻りました 〜ご報告 第一弾」2023.11.17

「ご報告 第二弾 〜地元の方と心が通った喜び」2023.11.19

「イベントの考察 第一弾 〜脱博物館のご提案、アウェイ地での開催〜」2023.12.4

「絵のお仕事 まとめ」2023.12.6

<お仕事>「秋田犬」と「秋田の伝統行事」をミックス

 秋田に関するブログが続いておりますが、今度も秋田に関するイラストのお仕事のご紹介です。

 絵のタイトルはANPを一緒にやっている小松さんにつけてもらいました。とても気に入っています。

 

 

 11月のイベント「新・秋田の行事 in 大館2023」に向けて、上記秋田犬の絵を使ったTシャツを小松クラフトスペースさんと作ることになりました✨デザインはなんとneccoさんです。楽しみです!イベントの時に着てお祭モードを楽しもうと思います。

 

 改めて、絵を眺めていると、今は全力でやりきるために「お祭りだー!」という状態に身をおいていることを感じます。無事にやり遂げましたら、今度は一気に内面世界へ、「生/死」に向き合い、じっくり作品や文章を綴っていきたいと考えています。(実体験を通じ考え方が変わりました)

 このテンションは特別なもの。そう考えると、人生の中でとても貴重な経験をさせてもらっているのだなあ、としみじみ思いました。完全燃焼、やりぬこう。

 

 

【関連ブログ】
「11月にむけて、大館市開催の人形道祖神イベントの準備がスタート」2023.9.3

「秋田のシズコさんのこと 〜大森のニンジョサマ」2023.9.29

「明日、秋田へ」2023.10.1

「10月の秋田出張旅 その1 〜秋田到着」2023.10.6

「10月の秋田出張旅 その2 〜山田のジンジョサマ」2023.10.11

「<お仕事>「秋田犬」と「秋田の伝統行事」をミックス」2023.10.12

「展示の線画制作 途中経過」2023.10.22

「役割分担について」2023.10.24

「関係人口と人形道祖神」2023.10.27

「カラフル人形道祖神の新作の途中経過」2023.10.29

「11月イベント展示のリアルな進行状況」2023.11.2

「秋田犬Tシャツを作りました」2023.11.7

「大阪に戻りました 〜ご報告 第一弾」2023.11.17

「ご報告 第二弾 〜地元の方と心が通った喜び」2023.11.19

「イベントの考察 第一弾 〜脱博物館のご提案、アウェイ地での開催〜」2023.12.4

「絵のお仕事 まとめ」2023.12.6

<お仕事>会員誌「JASRAC NOW」の表紙イラスト

 

 突然ですが、会員誌「JASRAC NOW」の表紙イラストを担当させていただいておりまして、3ヶ月分まとめてご披露させていただきます。

 8月号はインドの楽器、「シャーナイ」です。

 

7月号は中国の「ルーシェン」。

 

6月号はエジプトの「ラバーバ」

 

 

毎回複数のイラストラフをご覧いただくようにしています。そうすると人の体型や顔かたちに新たなバリエーションが生まれ、気に入ったものがあればそれを伸ばしていきます。「JASRAC NOW」さんのお仕事では、人の形、民俗調、あたたかみある雰囲気、シンプルな雰囲気、色の重なりなど、毎回挑戦させていただいています。

 

また、既にお渡ししているイラストで、来年リリース予定のお仕事がございます。こちらは上記とはまた違ったスタイルで、今後より突き詰めて描いていきたい大切な世界観です。

 

そして現在、私が「人形道祖神タイプの絵」と呼んでいるスタイルの絵を集中して描いています。こちらは秋田県大館市で開かれるイベントのために描き起こしており、大変おどろおどろしく、そしてかわいく、これまで描いてきた人形道祖神の絵から、風変りさが一層進化していると思います。

 

暑い日が続きますが、どんどん描いていきたいと思います!

<お仕事>『伝言』中脇初枝さん著(小説現代)と、満州のこと

 

 少し前の話になりますが『小説現代6月号』の中脇初枝さん著『伝言』の挿絵を担当させていただきました。

 旧満州(現在の中国東北部)の「新京敷島高等女学校」に通う崎山ひろみさんが主人公の物語です。

 2年生の2学期を迎えたひろみさんは、友人や先輩と火傷を負いながら一緒にあるものをつくる作業に従事していきます。一体何を作っているのか、ひろみさんたちはわかりません。読者である私たちも、最後に明かされるまでわかりません。

 

【目次】

▼ 中脇さんのご要望
▼ 中脇さんとのお仕事
▼ 満州への移民事業
▼ 満州からの引き揚げ
▼ 余談ですが、「岸 信介」について
▼ 満洲産業開発五箇年計画
▼ 満州は実験場 〜自動車製造事業法〜
▼ 統制経済について
▼ 満州重工業開発株式会社 〜満業〜
▼ もうひとつの収入源 〜アヘン
▼ 終戦記念日に思うこと

※これを機に「満州」のことを学びたく、後半は満州国の話が中心となり長文ブログです

 

中脇さんのご要望

 中脇さんから「新京の風景を描いてほしい」と扉絵のご要望をいただきました。

 新京とは、現在の中華人民共和国吉林省長春(ちょうしゅん)市。旧満州国の首都でした。当時の写真をみると、新京はモダンな建物が並ぶ大きな都市であったことがわかります。

 

 「雪と氷の中に深く眠っていた満州に春が来ると、そよ風に揺れる柳の木陰の下を、青い瞳の娘たちや、黒や茶色の瞳をした雑多な人々の屈託のない笑顔が、街中に溢れている(※1)」

 

中脇さんとのお仕事

 中脇さんとは、以前書籍『神に守られた島(講談社)』『神の島のこどもたち(講談社)』の挿絵や装丁イラストを担当させていただきました。中脇さんの綿密なリサーチから紡がれた物語は、戦争を体験していない私でも、当時の風景を鮮明に想起させてくれます。

 装丁デザインはwelle designの坂野さん。

 

 以下は、個人的に「満州」についてもっと知りたいと思い、調べたことを簡単ですがまとめてみました。

 ちなみに、人形道祖神の取材でも「満州」についてのお話を伺う機会があり、ずっと気になっていたテーマでもあります。

「私は赤子のとき満州で過ごし、小4のときに満州から裸一貫で引き揚げてきた。家も畑もなかった」(小掛のショウキサマ/長老のコダマさん)

 

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秋田から戻ってきました & 『ananSPECIAL 今日から使える! 強運を呼ぶ護符ブック』

 出張の8日間は無理しすぎないように気を付けていたものの、家に帰ると疲れがどっと出てきました。しかしながらたくさんの方々に支えていただいた今回の秋田旅は、最高でした。

 

 秋田に到着した途端、頭の中が秋田モードになり、あたかもここで暮らしているのではないか的に思えてきました。小松さんが運転する車の窓からは、青々とした風景がずっと続きます。大阪ではまずみられない、自然満載の風景。県北、県南を駆け巡り、「秋田だな〜」と。また初めて奥羽本線にも乗車しました。

 

 取材では、各集落のおじさま達に果敢にお話を伺う勢いのようなものがちっとも衰えておらず、ワクワクしながらインタビューさせていただきました。お付き合いしてくださった皆様、本当にありがとうございました!おかげさまで無印で購入した新品のノートの半分が埋まりました。

 

 ご報告したいことが山のようにあるので、コツコツゆっくり、来月からブログにアップ予定です。

 絵の制作は、本日から本気モードで進めてまいります。

 

 また家に帰ると見本誌が届いておりました。書店でお見掛けされることがありましたら、是非ご覧ください。(以前担当したイラストを使っていただきました)

hacco
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