イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
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<お仕事>桐島洋子さん著 挿絵「あなたの思うように生きればいいのよ」(KADOKAWA)

昨年末のお仕事です。桐島洋子さん著「あなたの思うように生きればいいのよ」(KADOKAWA)の単行本の挿絵イラストを担当させていただきました。白黒線画の少し変わった(?)おもしろいタッチを描く人を探していらっしゃったようで、大変光栄にもご用命いただきました。ペン画が少しずつ変わっていく時期でしたので合わせてお楽しみいただければと思います。
人物が若く見えないように、40〜60代風にというのが個人的に挑戦でした。

「あなたの思うように生きればいいのよ」(KADOKAWA)のページ
http://www.kadokawa.co.jp/product/321508000376/

総ページの扉絵。「女の一生」

お電話で第1弾目のラフをたたき台に編集者さんと打ち合わせをしている中、「女の一生だったらぴったりで面白いかもしれない」とアイデアをいただきました。アイデア出しは個人的にとても面白く好きな過程です。

60代も70代も、自分の心の持ち方次第で素敵な感覚で生きていけるのだ!と勇気をいただいた一冊です。

桐島さんにこれらの挿絵を気に入っていただけたとお聞きしとても嬉しかったです。

7月の秋田

秋田は今梅雨に入り、雨の日が続きます。暑くなってきましたが、まだ「夏!」というほどではありません。

<お仕事>

先月下旬から、今までにないような猛ダッシュでお仕事を進めています。昨年繁忙期を経験したおかげで、焦りがないと言えば嘘になりますが、ドシンと構えて取り組んでいけています。クライアント様に日程をご協力いただきながら、なんとか目処が立ってきました。今月下旬になれば落ち着くかと思っています。

制作の一部をご紹介いたします。上のイラストは、今連載で戦争中の沖永良部島(おきのえらぶじま:鹿児島県ですが沖縄に近いです)の小説挿絵です。他に京都を舞台にした殺人事件の小説挿絵も担当させていただいています。資料を一気に集めながら、その世界に自分自身もぐーっと入りこむため、感情の起伏が結構ありました。沖永良部島にダイブするときは、沖縄の県立博物館で観た戦時中の資料を思い出しながら、当時の悲惨な状況に怒りを覚える一方、京都の地理を調べていると、当時よく歩いていた風景を思い出しなつかしくなったり、という具合です。

さまざまな地域を訪れその地の文化や暮らしを知ることは、イラストレーターにとって大事なことなのだなあと改めて思いました。今秋田に居ることも、これから表現する上で大きな力になるはずです。

<AKIBI plus 「秋田芸術新聞編集部員ゼミナール」第2回講座に参加>

前回の課題「第1回目の講座の様子を記事にする」の添削から始まりました。私が書いた記事には赤字がたくさん。ほぼ赤です。添削してくださった講師の千葉さんには申し訳なかったです。
この日学んだことは、”記事を書くために「客観性」「クール」「中立性」が強く求められる”ことです。
例えば、私は課題の記事で「『秋田芸術新聞編集部員ゼミナール』が開催された」と書きましたが、客観的な書き方は「報道記事の執筆などを実践的に学ぶ講座『秋田芸術新聞編集部員ゼミナール』が〜」(→講師・千葉さんの添削から引用)と説明をいれます。アート情報の発信には、アートに詳しくない方に発信する意識を持て!という、当たり前ですが気付けなかった視点を意識しました。イラストの仕事もある程度求められますが、記者はもっと徹底的に「客観性」「クール」「中立性」を持っています。記者に取り上げてもらえる為には、かなりクールに(そしてウィット=企画力も大事)PRしないと取り上げてもらえないのだなあと思いました。

また、わからないことがあると「はい!」と手を挙げて質問できることがとてもありがたかったです。またイラスト制作は孤独な作業が多いので、会話や意見交換ができることがとても新鮮でした。(嬉しくてたくさん質問してしまいました)

写真は講座のあとに寄ったそば処 紀文(きぶん)さんの千秋麺。一人ズズッとすすり帰路につきました。

イラストのこと

6月もまもなく終わろうとしています。

秋田にやってきて早3ヶ月近く。都市から遠ざかると、その分お仕事が減り(と予想)、ゆったりした暮らしの中で今度は作家として作品を産み出していこうと思っていましたが、お仕事のペースが大阪の後半のときと変わらず、否、増えてきています。とてもありがたいことなのですが、現在一時的にお引き受けが厳しい状況になってきています。出来る限りのお引き受けを、と考えておりますが、難しくなってしまいましたら申し訳ありません。まずはお気軽にご相談いただければと思います。

”一作一魂”が、私が大事にしているモットーですので、ここだけはどうしても崩したくなく、お時間を頂いてしまいますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。

また自分のHPのお仕事一覧を改めて見直してみました。

ここ1〜2年更新しておらず、正直に申し上げて情報が止まっています。とくに2016年秋からのイラストがゆっくり変わってきているので、それらをご覧いただけないことはとても残念に思っています。ご面倒でなければ、「こんなイラストを描いていないか」とお気軽にお問い合わせいただければ、それに近いサンプルをお渡しすることができますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。

現在の当方のイラスト制作は下記のイメージが多いです。

・大人(30〜50代)の女性向け(カラフル)

・占い(華やか、不思議、印象的)(カラフル)

・アーティスティック、不思議で独特な世界 ファッション雑貨、広告等(線画・カラフル)

・昭和的(戦時中等)渋くも温かなテイスト(線画)

・京都の和的(ときにおどろおどろしく)推理的なテイスト(線画)

・楽器等を独特の解釈で楽しく、鮮やかに。印象深く、冊子表紙等(カラフル)

・説明イラストをより楽しくカラフルに(線画・カラフル)

・ナチュラルでシンプル パッケージ(カラフル)

 

お問い合わせは下記からよろしくお願いいたします。

http://hacco.hacca.jp/toi.html

<お仕事> 恩田陸さん著『蜜蜂と遠雷』プレゼントキャンペーン用クリアファイル

現在、 恩田陸著『蜜蜂と遠雷』大型プレゼントキャンペーン開催中!

クイズに応募すると抽選で200名の方にクリアファイルが当たります。

http://www.gentosha.jp/articles/-/7545

 

「蜜蜂と遠雷」クイズ

Q. 『蜜蜂と遠雷』の天才少年風間塵(カザマ ジン)のお父さんの職業は?

A) はちみつ専門店

B) 養蜂家

C) 働き蜂

 

ああ、答えをお伝えしたいくらい。

ちなみに本作は第156回直木三十五賞の受賞に引き続き、4月11日に発表される本屋大賞にもノミネートされているそうです!

 

クリアファイルは全部で4種類。裏表のイラストがそれぞれ異なり、凝ったつくりとなっています。

 

 

<お仕事>anan 開運レッスン特集号

引っ越し前に直近のお仕事をアップいたします。

ananの開運特集号、今年も出ました!

そして江原さんのページのイラストを担当いたしました。

ページ毎に統一感も持たせつつ、気分を変えていただけるよう思い切ったメリハリをつけました。

 

鳥のイラストは「現世」をイメージ。

 

見開きイラストの複数ページは、おそらくイラストレーターにとってプレッシャーを始め、ボリュームが必要な為色々大変かと思います。しかしやりきった感は半端ないです。

スピリチュアルな話になりますが、その方面に深い方はイラストをみるだけで、描いた人の原風景などが感じられるそうです。友人経由でその方のお話を聞いたことがありますが、私が幼い頃みていた場所をピタリ言い当てられたことがありびっくりしました。江原さんも知らずに感じとられているのかしら、とほんの少し心配になりました。描いているとき、ちょうど引っ越しが決まり雑念が多すぎました、、、
Illustrations for "anan"'s spiritual special pages. Its special pages are very populer in Japan.
先日の「船と装丁」の展示

tobufuneの小口さんとコラボした「船に乗れ!」の装画をご紹介します。

I drew for the books  "Ride on the ship!"

These stories are about high‐school students's life to try to be classical musician.

 

そもそもどんな物語なのか、簡潔にお伝えできる方法をと思いwikiで調べてみました。

『船に乗れ!』(ふねにのれ!)は、藤谷治による日本の青春小説。2013年に舞台化される。

チェロを専攻する高校生・津島サトルが主人公の青春音楽小説で、「合奏と協奏」「独奏」「合奏協奏曲」の三部作から成る。

中年の主人公・サトルの視点が時折挿入されることで、サトルが高校時代を回想していることがさりげなく示されており、読者はサトルの青春と恋に未来が無いことを分かった上で、青春力全開でありながら哀しい物語にどんどん引き込まれていく。また、オペラ鑑賞やオーケストラの練習風景などが、サトルの言動を借りて初心者にも分かりやすく平易に立体的に語られ、音楽とは無縁の者も物語に引き込むこうした技術は、派手なストーリーや展開に対して目立ちにくいが、これを軽々とこなしている作者は称賛に値し、最も良質な青春小説である。

2010年、本屋大賞にノミネートされ、第7位にランクインした。

高校生の青春音楽小説、その中で主人公達のキラキラした楽しい時間、自己と向き合う苦しさ、未来は決してハッピーエンドではない予想など、エンジンがかかると一気に読み込んでしまうストーリーです。

 

第1巻「合奏と協奏」は津島サトルとチェロ。

瑞々しさ、穏やかな感じ、キラキラした感じを表現しました。

He is the main character " Satoru ", learning the cello.

The image is " Freshness ". He and his cello.

 

 

第2巻「独奏」は今までの世界が破壊されていく様子。主人公の恋の相手・南 枝里子の、激しい怒りと衝動をイメージ

枝里子とバイオリン。

She is his love, learning the violin.

The image is her furor and their calm life goes broken.

 

第3巻「合奏協奏曲」は、大人になったサトルをイメージし、再生していくイメージ

サトルとチェロ

He is grown-up Satoru. The image is " restoring his life by himself"

 

 

最終日打ち上げに参加しました。

tobufuneのみなさん、一緒に参加した作家の方々とお会いでき、

一緒にゼロから作り上げていくことの大切さをたっぷり感じました。

貴重な機会に参加できて嬉しかったです!
The Holiday用某企業との最終コンペ

 

 

 

 

昨年、とある世界的企業のThe Holiday用のギフトラッピングや広告の最終コンペに参加しました。

私ともう一人のアーティストさんとの一騎打ちだったそうです。(スゴイ、、、!)

企業名を入れなければ掲載OK,とのことでアップいたします。

 

トナカイVerとお花Verと抽象系Verの3つを提出。

NYのデザインチームのみなさんには気に入っていただけたものの、おそらく全米で行われたであろうConsumer testで負けてしまいました。アメリカ、ヨーロッパ、中国含むアジア、南米等、作家にとって表現の場として大変なチャンスだったので残念でしたが、思ったより気落ちせず、自分の中で表現を最大限挑戦できた喜びの方が大きかったです。

こういう機会を体験してしまうと、もっともっと表現の幅を広げたいなあ、その先にはどんな風景がみえてくるのかしら、と作家魂的なものが燃えてきます。

制作中は他の仕事も複数同時進行していて(どれも大事なお仕事なので)、今までで一番きつかったです。しかし、やり遂げられたことは大きな自信につながっています。英語のやりとりが精神的にはきつかったです。とくに最初のNYのディレクターの方との電話がちっともヒヤリングができず英語が使えないみじめさを味わいました。(日本の方にたくさん助けていただきました)そして、時差の問題。NYは日本時間の夜11時以降動き出すので、頭が朦朧としているときに大事な話が入ってきたりするのが大変でした。

The Holidayは、日本でいうところのXmasと年末年始をくっつけたような最大のイベントで、企業にとっても一番の商戦シーズン。この辺の文化がよくわからず、帰国子女である友人にたくさんアドバイスをもらって助けてもらいました。感謝です。

今月と来月はスケジュールがかなり厳しいですが、この経験をもとにやり貫いていって、5月には笑っていたいなあと思います。

まずは個展があります!4月21日(金)からスタートします。自由に描いた少女像がいっぱいです。

Illustrations for the Holiday final competition with the world famous company

tobufune企画「船と装丁」展、上京します!

最終日には何としてでも上京して会場に伺いたい!とここ最近ずっと制作に励んでおりました。

すべて無事に締切アップできました。本日もアップ!来週の締切分も前倒しで筆を順調に滑らしております。

来月分も早めにスタートさせていきたいと思っています。というのも、突然ですが今月末に遠い地に引っ越すことになりました。

そこでいろいろご連絡です。

3/19(日)tobufune企画「船と装丁」展に15時半から17時まで在廊いたします。

→初日オープニングで100名の方がご来場いただいたとのこと。さらには本日までに400名の方にもご来場いただきました!すごい展示です。DMをお送りした方々からご丁寧にお声をかけてくださり、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!

 

4/1(土)―4/7(日)にお問い合わせいただいた場合、引越の為すぐにはご返事できません。お急ぎの場合はお電話でご連絡させていただきます。

 

4/21(金)からおよそ1週間、大阪の天満橋にあるアシタノシカクさんのギャラリーで個展を開催します。

4/21(金)―23(日)の12〜17時まで在廊いたします。詳細が決まりましたら改めて告知いたします。

http://www.asitanosikaku.jp/asita_room/365/

少女ばかり描きます。昨年からコツコツ成長させてきたヘンテコ少女群をご覧ください。

 

個展が終わり、引越し先が落ち着きましたら、少しずつお仕事をアップさせていきたいと思います。2015年くらいで止まってしまっている状況です。2016年はまた独特の面白いお仕事の連続でした。是非ご覧いただきたいです。

祝 直木賞受賞「蜜蜂と遠雷」

上記は単行本発売の新聞用告知広告の一部です。連載当時の挿絵を使っていただきました。

 

この度は第156回直木賞受賞をおめでとうございます!
「蜜蜂と遠雷」がポンツーンで連載されている時に挿絵を担当させていただきました。
「蜜蜂と遠雷」は音楽の才能に恵まれた若き主人公達の葛藤や苦悩が描かれた物語です。
今ちょうど、tobufuneさん主催の「船と装丁」展にむけて 藤谷 治さん著「船に乗れ!」のイラストを描いているのですが、この物語も「音楽の才能」に強く関わっています。内容は全然違うのですが、「己とどう向き合うのか」というテーマが自分の中で重なってきて不思議な感覚に陥っています。
どちらの小説も面白いです。途中自分とシンクロしてきて心理的につらくなる場面もありますが、これから力強く生きていくための力になってくれると思います。
3月開催 「船と装丁」展のお知らせ  ブックデザインの挑戦

tobufune 「船と装丁」Facebookイベントページより

tobufune5周年企画/第1回tobufune展
「船と装丁」
2017年3月7日(火)〜19日(日)/12〜20時 (最終日17時)/休廊なし

神保町 gallery福果
http:// www.gallery-fukka.com/

参加イラストレーター(担当作)

碾帽逝析困気鵝箆型佑罰ぁ
http://www.minato8.com/
南景太さん(ドリトル先生航海記)
http://minamikeita.com/
サイトウユウスケさん(村上海賊の娘)
http:// www.saitoh-yusuke.com/
宮原葉月さん(船に乗れ!)
http://hacco.hacca.jp/
井上奈奈さん(夏の朝の成層圏)
http://nana-works.com/
三上数馬さん(剣客商売)
http://kazumamikami.com/
スケラッコさん(つるかめ助産院)
http://www.sukeracko.com/
MACCHIROさん(水域)
http:// macchiro.tumblr.com/
大久保つぐみさん(笹の舟で海をわたる)
http:// tsugumi-o.tumblr.com/
サヌキナオヤさん(島はぼくらと)
http://sanukinaoya.com/
佐藤香苗さん(レイクサイド)
http://kanaes.com/
林 青那さん(高瀬舟)
http:// www.aonahayashi.com/
柴田高志さん(蟹工船)
http://gorvaptica.com/
平井利和さん(そして誰もいなくなった)
http:// hirai-toshikazu.tumblr.com/
三浦由美子さん(がんばっていきまっしょい)
http://miurayumiko.com/
高山裕子さん(シェエラザード)
http://yuko-takayama.com/ home.html

 

上記の「船」が登場する小説を、数々のベストセラーのブックデザインを手がけるtobufuneさんがデザインします。

 

私は 藤谷 治さん著「船に乗れ!」を担当させていただきます。本を読む前は最初のブックカバーの印象でほのぼのした高校生の楽団の物語と思っていましたが、見事にくつがえされました。デザインを担当される小口さんから「この本のイメージが一番思いつかない」と聞いておりましたが、まさにそのような内容です。思春期の激しい感情や衝撃を表現していく方向です。しかも、上・中・下巻の3冊。それぞれ3冊の特徴を活かしながら、一体感をもたせるのは難しいなあと思いつつ今ちょうど制作中です。

 

私は今までいろいろ装丁のイラストを担当させていただきました。その経験を踏まえた上での、今回は「攻め」です。せっかく小口さんと挑戦できるのであれば、今までにないようなイラストを出していきたい。(無謀ですが、目標は高く!)とはいえ、ただ爆発させるのではなく、書店に並んだ際は必ず気になって手に取っていただけるもの。また読後に改めてカバーを見ていただきなるほどー!と思っていただけるものを目指します。

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