先日品川で開催中の企画展『奇想民俗博物館 まつりと』(キャノンギャラリーS)から帰ってきてから1週間、個人的に怒涛の時間を過ごしました。いつもは一人で過ごす時間が多いのですが、この1週間は「外」にガンガン出て行きました。
目次
・セツモードセミナーの友人と10数年ぶりの再会
・反省したお仕事
・京都で刺激を受けた話
・今とこれから取り組む近況
品川から戻った翌日、2017年に閉校した美術学校「セツ・モードセミナー」以来の友人と十数年ぶりに再会しました。お互いの環境は大きく変わったけれど変わらない部分もあったり、当時見えていなかった面がみえるようになった(かな?)り。たった小一時間でしたが、これからどう生きていくか、友人との対話の中で猛烈に考えさせられました。それにしても私以上に体を酷使する友人の様子に心配になるほど、パワフルに生きる姿はセツ時代と変わっていませんでした。
また今月入稿を終えた絵について。デザイナーさんと共にブラッシュアップしながら作り上げたのですが、個人的に少し残念な着地点になりました。当方の確認不足が一番の原因です。「あれ?」と気になったことが複数ありましたが、面倒に思われたらご迷惑かとスルーしてしまい・・・「え、絵がそのように使われるの!?」とびっくりすることになりました。これまでお引き受けしたお仕事ではなかったことなので、これまでいかに恵まれていたか・・・同時に自分でもしっかり確認しなくてはと痛感した次第です。
今回は制作期間が非常に厳しかったこと(漠然とした内容でも構わないのでもっと先に打診していただけたら対応できたこともあり)、またデザイン制作に詳しい方がスタート時に不在であったことも重なり起きたのでは、と考えます。「思い」だけあってもダメ、「あれ?」という違和感ほど確認していかないと双方がハッピーにならないということを学びました。※完成形はそこまで悪くはないと思いますが、想定を大きく超えたため今はまだ良し悪しの判断が尽きません。良い方に転んでほしいと願うばかりです。
それから、久々に京都観光へ足を運ぶこともありました。昨年大変お世話になった方に喜んでほしいと、庭園や神社仏閣、京中華、ブルーボトルコーヒー(これはたまたま)、京都モーニングなどご案内申し上げました。昔のものと新しいものとの融合、京都の力を再確認。私も思わず触発され、これまでの経験してきたものを融合させ新しい表現をしていきたくなりワクワクしました。
今週はいくつか絵の入稿があるので、しっかり仕上げていきたいと思います。
そして本当に久々ですが、大阪でのグループ展示へのお話をいただきましたので、今春にむけて作品を作っていこうと思います。お声をかけてくださった方の主催とのことで、きっと高レベルな展示になるだろうと思います。プレッシャーですが、これまで積んできた経験を元に楽しく表現していきたいと思います。