イラストレーター宮原葉月のブログです。日々の暮らしを書き綴ります。
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
秋田 初雪体験

ちらほや雪が降っています。寒いはずです。秋田市内の初雪は先週あったようですが、こうして体に触れるのはこれが初めて。サラサラな質感。

夕方に近くなるにつれ吹雪が。台風が通過している位に風がピューピュー強いです。窓がガタガタ揺れっぱなしです。

遂に籠もる時期がやってきました。ぼちぼちタイヤも交換する時期ですね、、、

秋田 11月

だいぶ寒くなってきました。AKIBI Plus五城目プログラムに参加した際、完全防寒で参加し「まだまだ寒くなりますかね?」と聞いたところ「まだまだです」とお言葉が。新潟出身の方に「新潟と秋田とどちらが寒いですか?」と聞いたら「秋田です」とのこと。このまま冬を越せるかしら?ととても不安になってきています。。。

しかしマンションはなかなか快適で、2重窓の凄さに改めて感動しています。

写真は五城目にある菓子屋「松月堂」のとらやき。同プログラムでご一緒しているMさんに教えていただきました。あんことバターがいい具合に合っていてとても美味しいです。東京に近いお店だったら必ずや手土産の名品としてデパ地下に置かれるほどだと思います。残念ながら五城目にお店に行かないと買うことができません。

先日五城目のプログラムが終了しました。感動のフィナーレ。面白かった!お伝えしたいことがたくさんあり、暫くお時間ください。詳細にこの場でお伝えします。今までにない思想(社会学的、現状の切り抜き方、後世に伝えていくこと)を一気に学ぶことができたので、ブログに書くことででじっくり吸収していきたいと思います。今締切が集中していてお仕事に全神経を傾けます。落ち着いたらブログと、アート絵をアップします。

「日々、秋田」 絵を描いていきます

「かほり梨」

秋田にやってきて8カ月。秋田で暮らす日々は、今まで住んだ土地の中で独特なものがあります。そんな秋田でしかできないものはないか、様々な出会いや気付きを通じて考えてきました。絵しか描けない私は、日々の暮らしの中で生まれてくる何かを絵で表現するのが一番シンプルで自分に合っていると思いました。定期的にアップしていきます。1週間に1度の更新予定。ある程度絵が増えてきたら、特設ページを作りたいです。温かい目で見守っていただけると幸いです。

I'll draw about daily life at Akita regularly, because I think Akita is an unexplored region in Japan. I want Akita to be known by its original culture and daily-life through my life at Akita and my drawings.

「かほり梨」。とても大きく、1個500〜1000円する高級な梨です。テーブルに置いていると、リンゴのような甘い香りがしてきます。香りの気配が、そこにあたかも少女がいるような気配にみえてきて、その感じを絵に表現しました。

It's Asian pear, "Kahori". Its big and expensive in Japan. "Kahori" pear has its good smell like apple, so I assimilated the hint of smell to the one of a girl.

五城目 朝市 突撃インタビュー

先月より始まったAKIBI Plus五城目プログラムの3回目。この日は生憎の雨でした。本日の講師は京都からいらしたUMMMの北原さんと藤井さんのお二人。久々の関西弁でした。(なつかしい・・・)そして午後から秋田大学の名誉教授佐藤先生が講義されます。

課題は「小さな問題から捉える朝市」。皆で朝市に出掛け、そこで気付いた”小さな問題”を午前中に見つけてメモし、昼休憩にそれらを付箋に書いて午後に発表します。私はひたすらお店の方々にインタビューして小さな問題をみつけていく戦略を取りました。二人体制のお店や、お客さんがいないときを狙い、挑戦。するとみなさんやさしく回答してくださいました。「こういう風にいろいろお話しできることが楽しい」とおっしゃってくださる方も。迷惑な身で申し訳なかったので、大変有り難いお言葉でした。

お話を通じて問題を捉えようとしましたが、どうしても大きな問題をみようとしてしまい、小さな、見逃されがちな問題に意識を向けることに苦労しました。自分は頭固いなあと思い知らされます。

お店の方々とお話しさせていただくと、商材に対するみなさんの思いが伝わり、ついつい買ってしまいます。おまけも沢山頂いてしまい、帰りのリュックは最大級の重さになってしまいました。(大きな大根の半分、ご飯2パック、瓶のビール1本、芋1袋、わらび1袋、豆腐2丁、おから大きな1袋・・・)あまりにも重すぎて、帰宅後片頭痛が出てしまう程でした。有り難いです。

以下、インタビューで印象的だったことを紹介します。

きのこのお店のおばさま

秋田では山でクマに襲われる事件がよく起きます。クマに襲われる位なら山に入るのは諦めると思うのですが、秋田は違います。クマが出ようが、春は山菜(とくに根曲がり竹。クマも大好き)、秋はきのこ狩りに人々は出かけて行きます。お金になるのもその理由ですが、山の宝を狩る喜びが秋田の人のDNAに組み込まれているのではと聞いたことがあり、その通りだと思いました。

おばさまは母親からきのこができる場所を教えてもらったそうです。同じ場所で10年はきのこが取れるそうなので、そこを巡回しながら新しい取り場を増やしていくそうです。万が一のことを考え、常に行き先だけはご家族の方に伝えるそう。

五城目の朝市にはおばさまのようにご自身できのこを採りに行く方、業者から仕入れる方がいるそうです。きのこが売り切れてしまったので春に採った乾燥わらびを水に戻したものを買いました。人参と炒めて美味しかったです。(通は水に戻すところからされるみたい)

お芋を売るおじさま二人

リタイアしたおじさまが旬の野菜をつくって朝市で売っています。このときは芋類。次回は山芋らしいです。里芋、さつまいも、紫芋など無農薬で育てられているそうです。しかもお安い。東京や大阪だと「無農薬」はひとつの売りになりますが、秋田ではあまり関心がないそうです。(写真は紫芋。1袋100円。紫芋はさつまいもほど甘くないことを知りました。)朝市でお安く、安心な旬のお野菜を買うならこのお店だとインプット。

大根を1日で136本売るおばさま

このお店は大根や総菜の製造をグループで運営されており、おばさま一人でお店に立って販売しているそう。おばさまはとてもほがらかで、ずっと営業のお仕事(確か今はなき市内のデパートで)をされていたそう。おまけをたくさん頂きました。赤飯は昔冷蔵庫がない時代によく食べられていたそうです。酢飯がきつくなった味。好みが分かれると思いますが、私は好きな味。なぜここの大根が人気なのか、結局判明しないままでした。

豆腐とこんにゃく屋のおじさま

このお店の木綿豆腐と比内地鶏の卵が美味しいです。前回のなべっこ遠足のときもお世話になりました。

豆腐は毎日、こんにゃくは定期的に作っているそう。お話した中で「木綿豆腐は、豆乳の流れを調整する技術と手間が要るが、絹より売れないのがさみしい」「豆腐は食べてもらうと美味しさが伝わりやすいが、こんにゃくは美味しさを伝えづらい。歯ごたえくらい。どうしたらよいものか」ということが興味深かったです。

山野草のおじさま

70代のおじさま、ITを30代並みにバリバリ使われています。きっかけは秋田市のパソコン教室に通われたこと。今ではオークションで和紙素材を購入してご自身で手帳を作られていたり(ご自身でPC上でカレンダーの数字やノートのラインを作って印刷、和綴じも古い本を解体して学び、3種類の方法で製本)、趣味の山野草の鉢植えをつくりオークションで販売したりしています。「もっとPCをやりたいのだが時間がなくて困る」とにっこりしたお顔が忘れられません。

以上、インタビューでした。このあと、UMMMのお二人と佐藤先生、司会の秋美の山本先生で講義が始まりました。この中で個人的に印象的だったのは下記です。

「五城目にヤンキーがいないのはなぜか」

どなたかの投稿で面白いと思いました。それを聞いた男性が「いるよ、○○さんの旦那さんがそうだったよ」、となりましたがそもそもヤンキーって何?、五城目のヤンキーってどういう人を言うのか、という話になり、「ヤンキーという定義は自分ではなく周囲が決めることなんだろうね」という風に落ち着きました。もっと掘り下げたかった議題です。

秋田の方言のこと

佐藤先生は「秋田のことば」(無明舎出版)という本を作られ、秋田弁のスペシャリストでもあります。ちなみに見た目は蛭子能収さんがにこっと笑ったようなとても柔らかい印象の方です。佐藤先生によると、秋田弁で褒める言葉はほんの僅かで(orない)、けなす言葉の方が圧倒的に多いとのこと。そのため、秋田ではけなされなかったら褒められたことになるのだとか。その他、ふと疑問が湧いた「最中」や「数の子」の語源の質問が出、丁寧に教えてくださいました。

「五城目では小学生から手土産を持っていくのはなぜか」

これは私がたまたま五城目にはお菓子屋が多い理由を、五城目在住の女子高校生(LJK)のMさんに聞いたことがきっかけでした。Mさんが「よそのお家にいくときはお菓子を持っていくことが多いです。私も小学生の頃も持っていってました」と教えてもらいびっくり。コンビニのお菓子のこともありますよ、と言ってましたが、私が小学生のときは何も持っていったことがありません。

五城目の方は「確かにそうかも・・・」と言ってました。佐藤先生によると、30年前は手土産に牛肉を持っていってましたよ、と。「えー!?」と皆びっくり。秋田は鶏・豚文化なので、牛肉はご馳走、またはハレとケの「ハレ」に値すると思います。もしかすると秋田の県民性でよく言われる「見栄っ張り」の面なのかしら・・・?とふと思いました。(今度要確認)

五城目に移住し4年目のYさんは「しまったー、俺、手土産を全然持っていっていないー」と嘆いていたお姿が印象的でした。

この日は五城目の朝市について、いろいろ知ることができた実りある1日でした。次回は山を歩き「木」のことを学びます。楽しみです。

心構え

「これからの表現活動をどのようにしていくべきか」と考えるとき、「多分、自分はこんな風にやっていきたいのではないか」と思うのですが、果たしてそれが正しいのかわからなくなり、思考を停止してしまう日々でした。

不思議なもので、ここ最近は「自分はやっぱりこういうふうにやっていきたいのだ」という思いを後押ししてくれる出会いや言葉が重なりました。その一環で、「秋田で暮らす私」というフィルターを通じての絵をコツコツ描きためていこうと思います。

と同時に今までのことをしっかりまとめ上げなくてはとも思い、少しずつ制作実績を更新しています。現在「文芸・ビジネス書」「雑誌」を更新しました。空いた時間で少しずつ「広告」「プロダクト」「個展」も更新していきます。

更新先はこちらから http://hacco.hacca.jp/works/index.html


このサイトの英語表記について
日本だけでなく世界に向けて、私が絵にこめる思いを伝えたく表記しています。独学の故、決して正確な表記ではありませんので、どうかご了承ください。